近藤八段が井田五段との同世代対決を制し、初優勝を達成した第18回朝日杯将棋オープン戦。棋士10年目の節目に喜びの声。
要約すると第18回朝日杯将棋オープン戦で、近藤誠也八段が井田明宏五段との決勝戦を制し、悲願の初優勝を果たしました。
この大会は東京都千代田区の有楽町朝日ホールで行われ、近藤八段は青嶋未来七段、池永天志六段、佐々木八段といった強敵を次々と倒し、決勝に進出しました。
決勝戦は124手の激闘の末、近藤八段が勝利し、自身の順位戦A級昇級に華を添える結果となりました。
今大会は、藤井聡太名人・竜王がベスト8で姿を消すなど波乱の展開が続きました。
準決勝では近藤八段がライバルの佐々木勇気八段を破り、井田五段は服部慎一郎七段を下して決勝進出を果たしました。
この「96年生まれ対決」では、井田五段が得意の雁木戦法を用い、持久戦に持ち込むも、近藤八段の巧妙な反撃が勝利を導きました。
井田五段も入玉を狙う粘りを見せましたが、近藤八段の冷静な攻めが勝利を決定づけました。
終局時刻は15時58分で、井田五段が形勢逆転の難しさを認め投了しました。
近藤八段は「棋士になって10年目という節目の年に優勝を決めることができ、嬉しい」と語り、自己の成長を実感しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ce071ef28b56f1d95a84b3b7b32b289b3483b95a