那須川天心が24日にモロニーと対戦、勝敗がボクシング界の未来を左右する重要な一戦に。全てを失うか全てを得るかの分岐点で、彼は希望の光を目指す。
要約するとボクシング界の新星、那須川天心(帝拳)は、12日に都内のジムで公開練習を行い、24日に東京・有明アリーナで前WBO世界同級王者のジェーソン・モロニー(オーストラリア)とのノンタイトル10回戦に臨む準備を整えた。
この試合は、那須川にとってボクシング転向後6戦目であり、これまでのキャリアで最も強力な対戦相手との一戦となる。
彼は「この試合は全て失うことにもなるし、全て持っていけることにもなる」と語り、今後のキャリアにおいて非常に重要な分岐点であることを強調した。
那須川は現在、WBA2位、WBC3位、WBO3位、IBF13位と主要4団体でランクインしており、モロニー戦に勝利すれば、秋以降に予定される世界初挑戦への道が開ける。
彼は「自分のためだけではなく、ボクシング界全体を盛り上げたい」と意気込みを語り、世間の暗いニュースの中で希望の光となることを目指している。
公開練習では、スパーリングを通じて技術を磨き、特に右手で相手をコントロールする練習に重点を置いてきた。
モロニーは過去に井上尚弥に敗れた経験があるものの、再起後は5連勝を収めており、那須川にとっては手強い相手となる。
那須川は「自分の闘いで、子どもたちに大人になってからの楽しさを見せたい」と語り、ボクシングを通じて多くの人々に希望を与えることを目指している。
同興行では、他にもWBC世界バンタム級王者・中谷潤人やWBA世界同級王者・堤聖也が試合を行う予定で、日本人選手が主要4団体を独占する状況が続いている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/edda1bbd9c6d9cda5c3f0149bc3d74c3f68fea73