埼玉県秩父市でKDDIなどがドローンを利用した物流実証実験を開始。CO2削減と効率化を目指し、2027年度以降の共同配送実現を計画中。
このプロジェクトは、ドローンによる配送を通じて、地域の物流の効率化とCO2削減を目指しています。
具体的には、物流営業所から配送された荷物をローソンや道の駅に集約し、そこからドローンを使って個人宅へ届ける「ラストワンマイル配送」を行います。
2024年度には、複数ルートでの配送や共同配送トラックとの連携、1人のオペレーターによる多数のドローン運行の検証が予定されています。
実証の過程では、模擬輸送車両から荷物を受け取った店員がドローンに積み込み、離陸する様子が公開されました。
ドローンはKDDIの4G LTEネットワークに対応し、目視外でも飛行可能です。
配送ルートは約7.1kmで、片道の飛行時間は約12分です。
また、一部地域では携帯電話ネットワークの利用が困難なため、米スペースXの衛星ブロードバンド「Starlink」を利用した基地局が設置されています。
さらに、太陽光発電を活用することで、電力を自給することも可能です。
秩父市は労働人口の減少や交通課題、災害対策などの問題を抱えており、この実証実験を通じてモデルケースを作り、全国の地方課題解決に寄与することを目指しています。
将来的には、共同配送によってトラックの台数を削減し、CO2の排出量を60%削減することを計画しています。
この実証は、環境省の脱炭素化に向けた先進的システム社会実装促進事業に採択され、2026年度までの3年間で進められます。
最終的には2027年度以降にドローンを活用した共同配送の実現を目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8b418c6560dc32d8bde9f66c6b60ae8ce5c13a76