パナソニックとJR東日本がAIカメラを導入し、排水ポンプの遠隔監視を実現。復旧時間を316分から120〜180分に短縮できる見込み。
要約するとパナソニックとJR東日本八王子支社は、AIカメラを活用した新たな遠隔監視ソリューションを導入し、排水ポンプ設備の稼働状況をリアルタイムで監視できるシステムを発表しました。
従来の方法では、排水ポンプに異常が発生すると、技術者が現地に赴き、異常の原因を確認する必要があり、その間に対応が遅れることが課題でした。
特に2020年6月の大雨では、排水能力を超える雨水の流入があり、運休や遅延が発生し、復旧までに316分を要しました。
このような問題を解決するために、パナソニックはAIカメラを用いた遠隔監視システムを提案しています。
AIカメラは、ポンプの状態を示すランプを監視し、異常が発生した場合には即座に報告メールを送信します。
また、設備や電力はマルチ監視ユニットによって制御され、即時性のある監視が可能です。
パナソニックの村田康史氏は、このシステムにより監視精度が向上することを強調しています。
JR東日本の福原安志氏は、実際に現地に行かずとも状況を把握できることが最大の利点であり、復旧時間を316分から120〜180分に短縮できると期待しています。
この新しい技術は、鉄道運行の安全性と効率性を大きく向上させるものと考えられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fa3b4c6d76ae6ac9452be9b59b09d590cae8be4d