マイアミ・ヒートのパット・ライリー社長が「スリーピート」の商標収益を退役軍人支援に寄付。特に特殊作戦戦士基金に力を入れ、彼らを試合に招待するなどの活動も行っている。
要約するとマイアミ・ヒートのパット・ライリー球団社長が所有する「スリーピート」の商標は、1980年代後半にロサンゼルス・レイカーズの指揮を執っていた際に発表されたもので、以来約35年間にわたり使用料を得ている。
この商標は、スポーツチームが3連覇を達成する際に使用される言葉として広まっており、最近ではNFLのカンザスシティー・チーフスがスーパーボウルで3連覇を狙ったことから再び注目を集めた。
ライリーは、この商標から得られる収益を様々な慈善団体に寄付していることを明らかにし、特にフロリダ州タンパにある特殊作戦戦士基金を支援している。
ライリー夫妻は、退役軍人とその家族を支援する取り組みに力を入れており、彼らの活動は「彼らが受けるべき恩恵に比べればごくわずか」と語る。
ライリーは、退役軍人たちの勇気と献身に感謝の意を表し、ヒートの試合に帰還兵士や消防士を招待するなど、定期的に彼らを称える式典を行ってきた。
さらに、特殊作戦戦士基金への寄付は、戦死した兵士や名誉勲章受章者を称える「ゆりかごからキャリアまで」計画の一環として、医療を必要とする重傷の戦闘傷病兵や特殊作戦兵への支援も行なっている。
ライリーはチーフスが3連覇した場合に備え、「スリーピート」の使用に関する契約を結んでいたが、チーフスは敗れたため、その収益は発生しなかった。
エリック・スポールストラHCは、ライリーの寄付活動について「そこには素晴らしいストーリーがある」と称賛している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4e7b4076a6a9e5c51525764eed99135dec47236c