常葉大菊川の児玉一琉外野手は、長打力と勝負強さを兼ね備えた選手で、打順が4番から2番に変更。春季大会での活躍が期待される。
要約すると常葉大菊川の児玉一琉外野手(2年)は、チームの新たな象徴として注目を集めている。
昨秋まで4番打者として活躍していた左打ちのスラッガーは、県大会初戦の静岡戦で先制の2ランホームランを放ち、8回にはコールド勝ちを決める満塁弾を打つなど、その長打力と勝負強さを証明した。
高校通算11本塁打はチーム内でトップの成績であり、秋の公式戦では11試合で11打点を記録し、橘木千空主将に次ぐ成績を収めている。
打順が4番から2番に変更された理由は、石岡諒哉監督が児玉の50メートル6秒0という足の速さに注目し、併殺のリスクを減らすためだと説明している。
監督は「バントをさせる気はないので、打ってつないでほしい」と信頼を寄せ、最近のメジャーリーグでも重視される打順に配置した。
昨秋の公式戦では打率が2割8分6厘とチームの打率3割3分8厘を下回ったが、特に東海大会では4番として苦戦した。
年明けの紅白戦から2番に入った児玉は、「いいイメージしかない」と前向きな姿勢を見せている。
春季県大会では、決勝で2点打を含む4打数4安打の活躍を見せ、守備、走力、打撃、小技の全てを兼ね備えた選手としての実力を発揮したいと語っている。
これからの試合で、甲子園での活躍が期待される児玉の姿に注目が集まる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9401cb0128af2115e66d7be5e82440a4d74c1339