日米首脳会談で石破首相がトランプ大統領に握手を無視されたとの誤情報が拡散。実際には握手が交わされていたことがファクトチェックで判明。
要約すると2025年2月7日(日本時間8日)、米ワシントンで行われた日米首脳会談において、石破茂首相がドナルド・トランプ大統領に握手を無視されたという誤った情報がSNS上で拡散しました。
この投稿は「日米首脳会談 握手を無視される…」というコメントと共に、石破首相が手を出している瞬間と手を下げている瞬間を切り取った2枚の画像を添付していました。
投稿は2025年2月14日現在、5100件以上のリポストを受け、表示回数は513万回を超えるなど、多くの人に見られていました。
コメントには「予想通り」「嫌われてる」といった意見があった一方で、「デマは辞めましょう」といった指摘も見受けられました。
ファクトチェックを行ったNHKの動画によると、石破首相が握手を求めた際、トランプ大統領はカメラに目を向けていたため、石破首相の手に気づかず、その場面が切り抜かれた画像が拡散されたことが問題でした。
実際の動画では、その3秒後にトランプ大統領が石破首相に気づき、握手を交わしている様子が確認できます。
このため、ファクトチェック専門メディア「リトマス」はこの誤解を「ミスリード」として判定し、拡散された情報が誤りであると結論づけました。
今回の事例は、SNSでの情報拡散の危険性を再認識させるものとなりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5de6b649ffcb51410196bdf22ea92fb2a0f91333