「フラット50」がZ世代に人気、住宅購入の新トレンドが形成中
このローンは、条件を満たす住宅に対して最長50年まで融資を受けられるもので、30歳未満の申込件数は昨年1年間で前年の2.6倍に増加しました。
住宅価格の高騰が続く中で、若年層は「毎月の支払いを抑えつつ、早めに持ち家を購入したい」との考えを持つようになっています。
例えば、28歳の男性は、月々の返済額を減らし、その分を投資に回すことを考え、近く埼玉県川口市のマンション購入を決めました。
彼は、子供が生まれる予定であり、資産形成のために50年ローンを選択したことが契約の決め手となったと語っています。
住宅金融支援機構によると、昨年のフラット50契約者の約4割が30歳未満であり、超長期ローンの需要は徐々に拡大しています。
また、住信SBIネット銀行や楽天銀行などの民間銀行も同様の商品の取り扱いを始めており、auじぶん銀行では借入期間を最長35年から50年に延長したところ、20代の顧客のうち4割が35年以上の期間を選択しています。
しかし、返済期間を延ばすことによって利息が増えるため、総返済額も増加する点には注意が必要です。
担当者は、「ライフプランに合った選択が重要」と強調しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/675bb279c5df6c487d01b51b0695fadcd28c1bb7
Z世代による「フラット50」住宅ローンの急増に関するコメントでは、長期返済のメリットとデメリットが多様に語られていました。
多くのコメントは、月々の支払いを抑えられる点や、浮いた資金を投資に回せる可能性を評価していました。
特に、インフレの影響を考慮し、固定金利で借りることの利点を指摘する声がありました。
しかし、同時に、長期的な負担やライフスタイルの変化に対する不安も多く見受けられました。
将来的に家族や子供に負担を残さないように計画する必要があるとの意見もあり、慎重な資金管理の重要性が強調されていました。
さらに、金利の上昇や不動産市場の変動に対する懸念も多く、借りすぎによるリスクを警告するコメントもありました。
全体として、Z世代はフラット50の制度を否定するのではなく、計画的な利用とリスク管理の必要性を訴えていました。
ネットコメントを一部抜粋
まあ長期返済で月々の支払いを抑えるというのはあながち間違いではない。
超低金利のうちに全期間固定で借りるのはある意味正解。
高騰と利上げで戦略的にいかないと親世代のような家持ち・家庭持ち・資産持ち人生は難しそうだ。
住宅ローンを固定費として一生払うコストだと割り切れば悪くないかもしれない。
人口減少フェーズに突入して早幾年。
空き家問題がニュースになる中で50年の住宅ローンを抱えて家族を養う自信は私には無いかな。