JR西日本の姫新線は、地域間で利用状況に大きな差があり、特に岡山県側が厳しい。存続のための新たな施策が求められている。
特に、姫路~播磨新宮間は人口が多く、通勤・通学客の利用が活発で、2023年度の平均通過人員は1日7011人に達する。
一方、岡山県側の中国勝山~新見間では、1日平均わずか111人の利用者で、営業係数は4042円に達し、JR西日本の中で2番目に高い。
このような状況を受けて、岡山県真庭市は路線存続に向けた奇策を講じている。
姫新線は158.1kmを結び、地域によって利用状況が異なるため、存続のための議論が進められている。
兵庫県は2006~09年度に、JR姫新線の輸送改善事業を行い、34億円を無利子で貸し付け、車両の導入や軌道改良を行った。
その結果、最高速度が85km/hから100km/hに引き上げられ、平均所要時間も短縮された。
しかし、岡山県側の厳しい利用状況は、地域活性化のための新たな施策を必要としている。
これにより、姫新線の存続が地域経済に与える影響が注目されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/86ccee3d7a96529157d8de80c34d4c47846338c9
コメントでは、姫新線の利用状況や存続策について、さまざまな意見が寄せられました。
多くのコメントが、鉄道の利用者が減少していることを指摘し、特に山間部での利用が少ない現実が語られました。
利用者の多くは通学する学生であり、朝夕の便は混雑する一方で、時間帯によってはほとんど乗客がいない状況も報告されていました。
このような状況から、鉄道の存続が難しいとする意見が多く見られました。
地元住民の中には、マイカー移動が主流であり、鉄道を利用しようと考える人が少ないとの意見もあり、これが鉄道の廃止を支持する理由の一つとして挙げられました。
また、古い設備や低速運行が利用者を遠ざけているとの指摘もあり、路線の効率化や改良が求められました。
さらに、沿線自治体が存続を求めるのであれば、思い切った出費を覚悟し、上下分離方式での効率的な路線改良を提案する必要があるとの意見もありました。
全体として、姫新線の存続には地域の交通手段としての役割を再評価し、利用促進策や必要な改修を行うことが重要であるとの認識が広がっていました。
ネットコメントを一部抜粋
古い時代の技術で作られた路線の為に迂回が多くて非効率で時間が掛かる。
県境では通学をする学生も少なく、一日3往復のダイヤでは利用する人も少ない。
鉄道のダイヤは少ないため、接続に利便性にも劣るし、軌道も脆弱である。
いるところに人はいるけど、いない所にはいないのだから、無駄使いするのはやめよう。
結局は田舎は車利用が多く、駅を中心としてない所が多い以上廃線は避けられなくなりそう。