韓国与党の議員約30人が憲法裁判所を抗議訪問し、弾劾審判の公正性を求めるも批判を受ける。BTSになぞらえた「防弾議員団」との表現も話題に。
要約すると韓国の与党・国民の力に所属する約30人の議員が、尹錫悦大統領の弾劾審判を進行中の憲法裁判所を抗議訪問した。
この訪問は、先月に大統領の逮捕を阻止するためにソウル市内の大統領官邸前に集まった議員たちが主導したとされている。
議員たちは、訪問の目的を「弾劾審判の公正性を確保するため」と説明しているが、韓国日報は「一部の保守支持層を意識した憲法裁判所の揺さぶりが度を越している」という批判が出ていると報じている。
また、韓国日報は議員たちを「防弾議員団」と呼び、人気アイドルグループBTSの名を引き合いに出して、彼らの行動を批判的に報じた。
国民の力のキム・キヒョン前党代表は、憲法裁判所前での記者会見で「憲法裁判所は立法上最も高い地位にあり、公正さを示さなければならないが、不十分な審理が続き、早期判決にだけ熱心である」と憲法裁判所を非難した。
このような議員たちの行動に対して、国民の力の執行部もコメントを出し、キム・デシク院内首席報道官は「憲法裁判所を揺さぶるつもりもなく、揺さぶってはいけない」と否定的な見解を示している。
この一連の動きは、韓国国内の政治情勢において大きな注目を集めており、与党と憲法裁判所の関係が今後どのように展開するかが注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ad4b719e2d42a8f91289517ba9aa127044ba434c