IAEAのグロッシ事務局長が柏崎刈羽原発を視察し、再稼働の根拠があると発言。安全対策の重要性も強調。
要約すると2023年10月18日、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が新潟県の東京電力柏崎刈羽原発を初めて視察しました。
視察中、グロッシ氏は緊急時の車両置き場や安全対策について確認し、取材に対して「今の段階で再稼働できるという根拠があると確信した」と述べ、再稼働に向けた前向きな姿勢を示しました。
柏崎刈羽原発では、政府と東京電力が6号機と7号機の再稼働を目指しています。
視察では、グロッシ氏が稲垣武之所長と共に消防車や電源車、大規模送水車などの設備について説明を受ける場面がありました。
また、防潮堤や貯水池の状態も確認しました。
これに対し、同原発では最近、IDカードの不正利用や侵入検知設備の故障といった問題が発生しており、グロッシ氏は「安全対策は終わりのない取り組みだ」と強調しました。
これらの問題を受けて、再稼働に向けた安全対策の強化が求められていますが、IAEAのトップが再稼働の根拠を示したことで、今後の動向に注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dddf43c50ef42df46194afa2af5ae6ed332bab6d