ニッポン放送が「オンラインカジノ」関連の広告を削除し、今後の考査基準を厳格化することを発表しました。社会的な懸念を受けた対応です。
これは、同局が放送していた「カジノ無料版」と題する広告が、オンラインカジノへの誘導があるとの指摘を受けたためです。
ニッポン放送は、これまで「カジノ無料版」として放送していた広告を削除し、今後は広告の考査基準をより厳格化することを明らかにしました。
オンラインカジノを巡っては、最近、吉本興業のタレントが賭博の疑いで警視庁から事情聴取を受けたことも影響しているとされています。
ニッポン放送は、国内外の有料オンラインカジノの広告は行っていないとし、過去には「カジノ無料版」などの無料オンラインゲームの広告を考査基準に基づいて放送していたと説明しています。
しかし、最近の状況を踏まえ、過去の広告や投稿を削除し、今後の運用においては、より厳格な基準を設けていくとしています。
このような動きは、オンラインカジノに対する社会的な懸念が高まる中での対応であり、放送局としての責任を果たすための重要なステップといえるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0aad2015990abff45cd0cf19ac70cb69a3034f20
ニッポン放送がオンラインカジノ広告を厳格化したことを受け、ネット上では様々な意見が交わされた。
多くのコメントでは、放送局の広告掲載に対する責任や過去の判断についての疑問が提起され、特に「昨今の情勢を鑑みて」という表現が使われたことに対して、問題が起きなければ広告が続けられていたのではないかといった懸念が示された。
また、広告の審査基準が甘いとの指摘もあり、収益重視の姿勢が社会的な役割を果たすべきメディアにふさわしくないとの意見が多かったです。
さらに、オンラインカジノの広告がもたらす影響についても懸念が表明され、特に子供向けの不適切な内容や誇大広告の存在が問題視された。
広告が消費者に与える不利益についても考慮すべきとの意見があり、今後の法整備や規制が求められていることが強調された。
全体として、放送局や広告代理店の責任を問う声が多く、社会に対する自覚を促す意見が目立った。
これらのコメントは、オンラインカジノに対する社会の意識の変化を反映しており、今後の広告掲載基準や法律の整備が重要であることを示唆している。
ネットコメントを一部抜粋
「昨今の情勢を鑑みて」ってこの問題が起きなかったら広告の放送は続けてたってことか
改善します!で済ませていいのか?誰が考えても、無料版の広告をしたいわけじゃなく有料版のためだろう?
既存メディアもSNSも、広告については、内容の審査が甘い、もしくはなされておらず、自己の収益重視の姿勢は改めていくべきだと思います。
オンラインカジノだけに限らず、スマホアプリで流れる広告に関して規制を入れるべきだと思う。
考査基準を厳格に定めるのは良いが、違法カジノをやるような業者が自主的に守ろうとするわけ無い。