バイドゥ株価急落の背景と影響

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

バイドゥの株価が急落、習近平会議に招かれず時価総額24億ドルが消失

要約すると17日、中国のポータル企業バイドゥ(百度)の株価が急落し、時価総額が24億ドル(約3648億円)も蒸発しました。

この株価の急落は、習近平国家主席が主催した民営企業座談会にバイドゥの李彦宏会長が招かれなかったことが原因とされています。

報道によると、李会長が不参加であるとのニュースが流れると、バイドゥの株価は取引時間中に8.8%下落し、大引けでは6.94%の下落で取引を終えました。

この日は香港ハンセン指数に含まれる主要企業の中で、最も大きな下落幅を記録しました。

座談会には、中国の核心科学技術企業のオーナーたちが集結し、特に「チャイナテック」と呼ばれる生成型AIスタートアップの創業者たちが出席しました。

これにより、中国企業の地位が誇示される形となりました。

ロイターは、中国の投資家が最高指導者が参加する重要な会議に出席する企業の経営陣の有無を企業の地位と直結して見ていると指摘しています。

招待されなかった企業は市場から敬遠される傾向があり、今回のバイドゥのケースもその一環と考えられます。

昨年、中国最大の富豪となった農夫山泉の鍾睒睒会長や、米国の売却圧力を受けるティックトックの親会社バイトダンスの張一鳴前会長、京東の劉強東会長も招待されていないことが報じられていますが、その理由は明らかにされていません。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e62248ae2befa4da939435c790624c6c6ed63769

ネットのコメント

バイドゥ株価急落に関するコメントでは、中国の政治や経済の特性に焦点が当てられました。

特に、習近平の影響力が株価に及ぼす影響が多くのコメントで取り上げられ、彼の意向が招集や優遇に反映されるという意見がありました。

また、中国社会における透明性の欠如が批判され、株価の変動が憶測や勘に基づいているという指摘も見受けられました。

さらに、経済の実態についても言及があり、実際には多くの人々が経済の恩恵を受けていないという意見がありました。

全体として、株価の変動は多くの要因に影響されるものであり、特に中国特有の社会的背景が深く関与しているという認識が広がっていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 習が嫌いな人は呼ばれなかったってこと?お金くれないから嫌いなの?
  • 指導に忖度出来る者でないと招集されないし、優遇もされない。

  • 全て「憶測」と「勘」で感じ取る国。

  • もはやチャイナは、せいぜい4億人程度で経済が回っています。

  • 召集の基準は習近平の腹一つ。

関連URL

2025年最新!習近平のニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。