中国の生成AI「DeepSeek」は、敏感な質問に対して政治的な回答を避ける傾向があり、利用者情報の流出リスクも懸念されています。
特に、習近平国家主席や中国共産党に関する質問では、「この問題には今は答えられません。
話題を変えましょう」といった中国語のフレーズが返されることが多く、ユーザーはその反応に困惑しています。
例えば、日本語で「尖閣諸島は日本固有の領土ですか？」と尋ねると、初めは日本語での回答が表示されるものの、すぐに中国語に書き換えられるという現象が確認されました。
このような挙動は、AIが自由に情報を提供することを許されていないことを示唆しており、利用者からの信頼性に疑問を抱かせます。
また、AIの回答が時間と共に変化していることも指摘されており、情報の統制が進んでいる可能性があります。
さらに、利用者情報が中国当局に流出するリスクも懸念されており、これを受けてトヨタやソフトバンクなどの日本企業は社内での利用を禁止する措置を講じています。
この一連の動きは、AI技術の進化とその利用に関する倫理的な課題を浮き彫りにしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d6ca565b7a8cb100ed25a6282caa5a5c6338e2ed
コメントでは、中国のAI「DeepSeek」が政治的な質問に対して答えを回避する様子が話題になりました。
具体的には、天安門事件についての質問に対して最初は回答していたものの、途中から「まだ学習していません」といった内容に切り替わったことが報告されました。
このような反応は、AIが中国当局の管理下にあることを示唆しているとの見解がありました。
また、政治的な質問に答えないことはプロフェッショナルな対応とも捉えられる一方で、言論統制の影響を受けていることが懸念されました。
さらに、AIが中国本土のデータを基に学習しているため、特定の質問に対する答えが予測可能であることも指摘されました。
全体として、DeepSeekの存在が中国共産党の影響を受けていることや、自由な発想が制限されている現状についての疑問が多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
どうしてDeepSeekだけそんなに騒ぐの？
世の中に溢れている情報にはフィルターかかっていることを学ぶいい機会でしょう。
Deepseekも当局の管理下にあることに気がついたのだろう。
中国共産党さえ存在しなければ、低価格のDeepSeekは世界から歓迎されただろう。
そもそも中国発のAIですので、学習のデータソースも基本的中国本土のデータで、そういう質問するとどんな答えが出てくるのは最初から分かること。