市川由紀乃が卵巣がん治療から復帰し、新曲「朧」を発表。ウィッグを着用しながら前向きな姿勢を示し、3月4日にはテレビ復帰も果たす予定。
要約すると演歌歌手の市川由紀乃が、卵巣がん治療を経て活動再開を果たしたことを報告しました。
彼女は20日に都内で行われた復帰会見で、5月20日に新曲「朧」をリリースすることを発表しました。
市川は昨年6月に卵巣腫瘍の疑いで検査を受け、7月末に手術を行い、その後再発防止のために抗がん剤治療を受けていました。
活動再開に際し、「うれしいという言葉はこういう時に出る言葉なんだなと感じてます」と笑顔を見せました。
抗がん剤治療の影響で体毛を失った市川は、現在も髪が少し生えてきた状態で、ショートヘアのウィッグを着用しています。
しかし、彼女は「この病気にならなければウィッグをかぶることもなかったし、ショートにもしなかったと思う」と前向きに語り、髪が伸びるまでショートを楽しむ意向を示しました。
手術直後は体力が戻らず、日常生活にも支障があったものの、現在は歩くことや腹筋を鍛えることに励んでおり、声を出す練習も行っています。
新曲「朧」は女性の情念をテーマにした作品で、市川は「私のことを考えて幸せ演歌など用意されていたようですが、敢えてチャレンジできる歌、攻めていきたいという思いがあった」と述べ、出来上がった楽曲に対する期待感を表現しました。
また、3月4日にはNHK「うたコン」でテレビ復帰を果たし、美空ひばりの「人生一路」を歌唱予定で、「いまの気持ちと重なるフレーズもあるし、覚悟を持って歌わせていただきたい」と意気込んでいます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b15929e04227ad312734f2921a452f945328977b