福島原発事故の現在を知る企画展が東京で開催

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福島原発事故の影響を受けた住民が東京で現状を語る企画展が開かれ、復興の課題や思いが共有された。

要約すると東京電力福島第1原発事故の影響で避難を余儀なくされた福島県の住民たちが、東京都杉並区で開催された企画展「福島の風が止むとき」に参加し、事故当時の状況と現在の被災地の現状を語った。

この企画展は、NPO法人「未来といのち」が主催し、事故後の様子を捉えた写真や動画を40分にまとめた映像が上映された。

2011年3月11日の地震と津波の後、原発事故が発生し、住民たちは情報もないまま混乱の中で避難を強いられた。

特に、原発近くの病院では多くの患者が命を落とし、町は立ち入り禁止となり、荒れ放題に放置された。

企画展では、事故後約10年間飯舘村長泥地区長を務めた鴫原良友さんが講演を行い、復興のために国の「環境再生事業」を受け入れた際の苦悩を語った。

現在も長泥地区の約8割は避難指示が続いており、住民の帰還は進んでいない。

鴫原さんは、3月11日には原発事故の被災地について考えてほしいと呼びかけた。

また、浪江町津島地区の酪農家・紺野宏さんは、築200年以上の自宅をリフォームし、地域の郷土芸能の世話役としての役割を続けていることを紹介した。

彼は「この家を壊すつもりはなかった」と語り、現在の集落の中で自分だけが住んでいる状況を伝えた。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/85a1de862fae1ea40b6df5e1b330e3468d834dc9

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