イーロン・マスク氏がISSの役割を評価し、火星探査に向けて軌道離脱を2年早めるべきだと提案。NASAは2030年にISSを運用終了予定。
マスク氏は、ISSがもはや追加の価値を提供していないとし、火星探査に注力するべきだと主張しています。
ISSは1998年から建設が始まり、2000年から宇宙飛行士が滞在してきましたが、老朽化が進行中です。
NASAや国際パートナーは2030年にISSを運用終了し、大気圏に突入させる計画です。
この制御には、SpaceXが開発中の「軌道離脱機」が使用される予定です。
マスク氏は以前から火星移住を目指しており、2023年12月には月探査を「時間の無駄」とし、火星への直行を提唱していました。
一方、NASAは「Artemis」計画を通じて月に宇宙飛行士を送り、火星探査への足掛かりを築こうとしています。
しかし、NASAのジム・フリー副長官が退任することが発表されており、今後の宇宙政策に影響を与える可能性があります。
さらに、NASAはトランプ政権の宇宙政策についての詳細を聞くことを楽しみにしていると述べており、人類の探査活動をさらに推進していく意向を示しています。
マスク氏の提案は、宇宙探査の方向性を再考させる重要なものであり、今後の展開に注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c33d28713d537c5efdfdd9c62e0b80b0c40638ce
イーロン・マスク氏がISSの早期離脱を提案したことに対するコメントは多岐にわたりました。
多くの人々がISSの重要性を再認識し、地球近傍での観測や研究の拠点としての役割を強調しました。
特に、ISSは一過性のものではなく、今後も代替わりしながら利用されるべきだという意見がありました。
また、火星探査に関しては、片道2年かかるという厳しい条件や、狭い宇宙船内での生活の困難さが懸念されました。
火星旅行は人類の夢ではあるものの、無人探査やリモートVRを使った間接体験の方が安全で効率的ではないかとの意見もありました。
さらに、マスク氏の冒険精神は評価されつつも、実業家ではなく観察力や分析力を持った人が火星探査に関与すべきだという意見も見受けられました。
加えて、スペースXがISSの運営を牛耳ることへの懸念や、宇宙開発が特定の企業の単独判断に依存することの危険性も指摘されました。
火星移住は夢があるものの、急ぐ必要はなく、次の世代に託すべきだとの意見もありました。
全体として、急ぎすぎるマスク氏の提案に対して慎重な姿勢が示されていました。
ネットコメントを一部抜粋
ISSの軌道は混雑しており、度々衝突回避を迫られていた。
火星は遠く、片道2年くらい掛かるとも言われていた。
宇宙への窓口が一企業に牛耳られてしまうと言う事だった。
火星移住は非常に夢があるけどマスクの時代じゃ無理だった。
今のアメリカの状況では日本以外の他の国が協力しないだろうね。