「ジェイソン・ボーン6」の企画が停滞中。監督エドワード・ベルガーが現状を語り、マット・デイモンの復帰には新しい物語が必要と述べる。
監督のエドワード・ベルガーは、米Cinema Daily USのインタビューで現状を率直に語り、現在は新作に取り組んでいないことを明言しました。
昨年から企画段階に入っているものの、ベルガーは他のプロジェクトにも関わっており、特にレイフ・ファインズ主演の「コンクラーベ」やコリン・ファレル主演の「バラッド・オブ・ア・スモール・プレイヤー」など、複数の作品を抱えているため、少なくとも2025年夏までは忙しい状況が続く見込みです。
新作の実現にはハードルが高いことも指摘しており、「ジェイソン・ボーン」シリーズにはまだ描かれていない要素があり、復活させる正当な理由が必要だと述べています。
ベルガー監督は、ポール・グリーングラス監督が手がけた作品と同じくらいのクオリティの映画を作れる自信がない限り、新作制作は難しいと感じているようです。
また、主演のマット・デイモンの復帰についても慎重な姿勢を崩さず、新しい物語や内面の旅があれば、彼が戻る理由にもなると考えています。
「ジェイソン・ボーン」シリーズは、2002年の「ボーン・アイデンティティ」から始まり、続編として「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」、そして2016年の「ジェイソン・ボーン」まで、マット・デイモンが主演を務めてきました。
さらに、2012年にはジェレミー・レナー主演のスピンオフ「ボーン・レガシー」も製作されています。
ベルガー監督は、2022年の「西部戦線異状なし」でアカデミー賞国際長編映画賞を受賞した実績があり、重厚な作品作りに定評があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f3b9bf3359ad46dbfbcbae5643fdaae7e373c597
コメントでは、ジェイソン・ボーンシリーズの新作企画に対するさまざまな意見が寄せられました。
特に、初期の3作が高く評価されており、多くの人がそのクオリティーを称賛していました。
「ボーン・アイデンティティー」と「ボーン・スプレマシー」は特に名作とされ、シリーズ全体の中での位置づけが重要視されていました。
しかし、「ボーン・レガシー」やその後の作品については、無理に続編を作った印象が強く、ストーリーの一貫性に疑問を持つ声が多く聞かれました。
作品の辻褄が合わない部分や、過去の作品との繋がりの薄さが指摘され、特に「ボーン・レガシー」は別の映画として捉えた方が楽しめるという意見もありました。
さらに、マット・デイモンの年齢や体力について心配する声もあり、続編制作が難しいのではないかという意見が見受けられました。
全体として、シリーズのファンたちは新作に対して期待を持っているものの、過去の作品の素晴らしさを超えることは難しいのではないかと感じているようです。
また、シリーズの初期3作で完結したと考える意見もあり、無理に続編を作ることに対して懸念を示すコメントが多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
シリーズを知る為には導入部分の「ボーン・アイデンティティー」を観ておく必要があり。
ジェイソン・ボーンは1.2.3は最高傑作だけど、その後の4作目は無理やり作成した感じがした。
個人的にはマット・デイモンのジェイソン・ボーンとウェズリー・スナイプスのブレイドは無双で、演者が変わるのは勘弁願いたい。
意識不明で海から引きあげられる所から始まり自由を求め川に飛び込むラスト。
無理に続編作って、「作品」を「欠陥商品」に堕とすのは止めて欲しい。