北朝鮮が31日、日本海に向けてICBMを発射。韓国軍は高角度のロフテッド軌道での発射と分析しており、米韓を牽制する狙いがあると見られている。
要約すると北朝鮮は31日午前7時10分（日本時間）に、平壌近郊から日本海に向けて長距離弾道ミサイルを発射した。
韓国軍合同参謀本部によれば、このミサイルは高角度で打ち上げられ、飛距離を抑えるロフテッド軌道で発射されたとされており、大陸間弾道ミサイル（ICBM）である可能性が高い。
日米韓の当局は、発射されたミサイルの種類や飛距離について分析を進めている。
北朝鮮によるミサイル発射は9月18日以来であり、米韓国防相が発射直前にワシントン郊外で会談を行い、北朝鮮のロシアへの派兵を非難していたことも影響していると考えられる。
特に米国は11月5日に大統領選を控えており、北朝鮮はこのタイミングを利用してミサイル能力を誇示し、米韓を牽制する狙いがあると見られている。
さらに、韓国の国防当局は30日に、北朝鮮がICBMの移動式発射台を配備しており、近く発射する可能性があることを国会で報告していた。
北朝鮮のメディアは、金正恩（キム・ジョンウン）総書記がICBMを運用する「戦略ミサイル基地」を視察し、核戦力の対応態勢を強化するよう指示していたと報じている。
このように、北朝鮮のミサイル発射は地域の安全保障に対する緊張を高める要因となっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e9fc81e78cf470b0dd26501c08cd4fab6112a425