タイ当局がミャンマーの国境警備隊幹部の逮捕を検討中だが、証拠不足で難航している。ソーチットトゥ氏は自らの関与を否定しており、捜査は長期化する見込み。
要約するとタイ当局は、ミャンマーの少数民族勢力「国境警備隊(BGF)」の幹部に対する逮捕を検討しているが、証拠不足から逮捕状の請求が難航している。
特にターゲットとなっているのは、BGFのトップであるソーチットトゥ大佐で、彼はミャンマー東部のミャワディを実効支配し、中国系犯罪組織との関係が指摘されている。
タイ法務省特別捜査局(DSI)は、ソーチットトゥ氏が人身売買や詐欺に関与している疑いがあるとして捜査を進めているが、幹部たちは自らの関与を否定しており、証拠不足が捜査の進展を妨げている。
ソーチットトゥ氏は、自身がコールセンター詐欺に関与したことはなく、土地の賃貸事業からの収入があったと主張している。
BGFは、犯罪拠点の掃討作戦において約7千人を解放したと報告しており、タイ政府は中国の圧力を受けて詐欺拠点への送電を停止した結果、BGFが態度を一変させたとされている。
このように、捜査は長期化する見込みであり、タイ当局はBGFの幹部に対する逮捕を実現できるかどうかが注目されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4589aab5e3a329553e5a1ee3981860d35c6f32c8