新NISAの導入により、日本の投資信託市場は活況を呈し、資金流入が過去最高を記録。特にインデックスファンドの人気が高まり、投資家の資産形成が加速しています。
投資信託協会が発表したデータによると、2025年1月の公募株式投信(ETFを除く)の純資金流入額は過去最高の2兆1212億円に達し、20カ月連続で流入超を記録しました。
この流入の大部分は新NISAの対象商品から来ており、約1兆9300億円がNISA関連の資金流入です。
また、2024年12月末時点でのNISA口座数は約2560万口座に達し、前年に比べて約436万口座の新規開設がありました。
これにより、年間の非課税投資枠が大幅に増加し、投資家の関心が高まっています。
具体的には、「つみたて投資枠」で120万円、「成長投資枠」で240万円の非課税枠が設定され、1人当たり生涯で1800万円の非課税枠が付与されます。
2024年のNISA口座を通じた年間の買付額は約17兆4485億円となり、前年の約5兆2382億円の3倍以上に増加しました。
特に、インデックスファンドの人気が高まり、「つみたて投資枠」の対象ファンドにおける買付額は約8.6兆円に達しました。
新NISAのスタートによって、資産形成を目的とした積立投資が活発化し、特に「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の積立投資が注目されています。
前者は1年間で10.16%、後者は12.79%の収益率を記録し、特に「S&P500」の人気が高まっています。
しかし、今後の市場環境は不透明であり、特に米国の経済政策や為替相場の動向が影響を及ぼす可能性があります。
投資家は、短期的な価格変動に耐えつつ、長期的な視点で投資を続けることが重要です。
アドバイザーの助言が届きにくい状況では、商品面でのバランスや分散が求められています。
投資家の増加を維持するために、投信業界は何ができるのかが今後の課題となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bc81731ef0d7f8640311831624fde2ecbaf6336d
新NISAの導入によって、投資信託市場は活況を呈し、資金流入が過去最高を記録したというニュースに対し、多くの投資家がさまざまな意見を述べていました。
コメントの中には、積立投資のリスクについて言及するものがあり、特にバブル期からの長期投資における厳しい成績を懸念する声が多くありました。
投資を続けることが最善ではなく、相場の状況を見極めることが重要であるとの意見が強調されていました。
また、オルカンやS&P500といったインデックスファンドに投資している投資家からは、最近の為替の影響で損益率が大きく変動しているという具体的な体験談が寄せられました。
円高や株安の影響を受け、含み益が減少していることに対する不安が表明されていました。
さらに、アドバイザーの役割について疑問を呈する声もあり、特に金融リテラシーの低い初心者が高手数料の商品を勧められることへの警戒感が見受けられました。
投資家自身が勉強し、リスクを理解することが重要であるとの意見も多く、今後の市場動向に対する冷静な見方が求められていました。
総じて、投資信託市場の活況を喜ぶ一方で、現状の市場環境やリスクに対する懸念が多くのコメントに表れており、長期的な視点での投資が求められていることがわかりました。
ネットコメントを一部抜粋
積立投資を継続することのリスクは、例えばバブル期から2012年までのような投資期間に、厳しい投資成績になると思う。
オルカン、S&P500はリスク分散になるがその分リターンも少ない。
新NISA勢としてリアルなとこを言うと、円高株安で含み益が減っている。
アドバイザーなんて何の役にも立たない。
責任ないからね。
今年は世界経済縮小になる可能性が高い。