JR中央本線で超電導送電の実証試験がスタート

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JR東日本と鉄道総研が、中央本線で超電導き電システムの実証試験を開始。電力損失を抑え、効率向上を目指す重要な取り組みです。

要約すると鉄道総合技術研究所(鉄道総研)と東日本旅客鉄道(JR東日本)は、2023年2月25日に中央本線の日野駅から豊田駅間で「超電導き電システム」の実証試験を開始することを発表しました。

このシステムは、超電導現象を利用して電気抵抗をゼロにする技術で、変電所から電車に電力を送る際の損失を抑制し、架線の電圧降下を軽減することが期待されています。

これにより、将来的には線路沿いの変電所の集約や回生効率の向上が見込まれています。

今回の試験では、営業中の列車に加速時の電力供給や、減速時の回生ブレーキから他の列車への電力供給を超電導ケーブルで行う機能を検証し、課題を抽出することが目的です。

鉄道総研では2007年からこの技術の実験を続けてきましたが、営業列車を用いた試験は今回が初めてとなります。

試験区間は中央本線の日野駅から豊田駅間の下り線で、2025年3月に本格的な運用を開始する予定です。

この試験は、鉄道の未来に向けた重要なステップであり、持続可能なエネルギー供給の実現に寄与することが期待されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/793bc3b4b93ce9bfdd5eb19cae83c740e92b6e1b

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