ダイハツがインドネシアに新車両工場を開設。環境技術を導入し、年間36万台を生産予定。競争力強化とカーボンニュートラルを目指す。
要約すると2025年2月27日、ダイハツのインドネシア現地法人アストラ・ダイハツ・モーター社（ADM）は、新車両工場の稼働開始を発表し、その開所式を行いました。
この新工場は、環境面と生産効率面における最新技術を導入し、ダイハツグループの競争力を強化することを目指しています。
新たに稼働した「カラワン車両工場 第2ライン」は、2013年に開設されたカラワン車両工場の一部で、これまでに約230万台の車両を生産してきました。
今回のリニューアルは、老朽化した第1ラインの更新と、カーボンニュートラルへの対応を視野に入れたものです。
新工場のコンセプトは、ダイハツの「SSC（シンプル・スリム・コンパクト）」を進化させた「E-SSC（エボリューション・シンプル・スリム・コンパクト）」であり、環境に配慮した生産方法を採用しています。
2025年からは、ダイハツ「アイラ」、トヨタ「アギア」、トヨタ「ウィーゴ」の生産が開始される予定です。
また、工場には最新の生産技術が導入され、年間約30%のCO2排出量削減を目指しています。
新工場は年間36万台の生産能力を持ち、ダイハツグループの海外拠点として最大規模の工場となります。
ダイハツは、今回の技術を国内外の他の工場にも展開し、競争力の向上とカーボンニュートラルの取り組みを加速させる意向を示しています。
これにより、インドネシアを含む地域の自動車産業の発展と人材育成に寄与することを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fe4a67f8d8f6cfd21ce4f29d8a6cf51845c00e76