韓国と米国が北朝鮮の核問題に関して「北朝鮮非核化」という用語を統一したことを発表。国際的な協力も進展中。
要約すると韓国の趙賢東駐米大使は、ワシントンでの会見で、韓米両国が北朝鮮の核ミサイル問題に関して「韓半島非核化」ではなく「北朝鮮非核化」という表現を使うことで合意したと発表しました。
これは、韓半島非核化が韓国自身の核兵器保有や米国の戦術核再配備を含む広範な概念であるのに対し、北朝鮮非核化は北朝鮮の核武装解除に焦点を当てるものです。
前の米国政権では両用語が混用されていましたが、第2次トランプ政権からは北朝鮮非核化が公式に使用されています。
さらに、CVID(完全かつ検証可能で不可逆的な非核化)という表現は北朝鮮にとって特に敏感なものであり、韓国は米国と協議しながら用語の整理を進めてきました。
最近、国際社会でも韓米日3カ国による協力が活発化しており、国連軍縮会議では北朝鮮が弾道ミサイル能力を発展させていることが確認されました。
米政府は北朝鮮の完全な非核化を目指す姿勢を示しており、韓国政府も米国との接触を強化しています。
趙大使は今後、対北朝鮮政策や同盟国との安全保障協力が具体化する見通しを示し、拡張抑止連合防衛体制の強化に向けた努力を続ける意向を表明しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a0374e90180606fc61f803d619f81e176e6f75ff