アカデミー賞ノミネートの映画『アイム・スティル・ヒア』が8月に日本公開決定。家族の絆と闘いを描く感動作。
要約すると映画『アイム・スティル・ヒア』が、第97回アカデミー賞で作品賞、主演女優賞、国際長編映画賞の3部門にノミネートされ、邦題で8月に日本公開されることが決定しました。
本作は、1970年代のブラジルを舞台に、軍事政権下での抑圧と家族の絆を描いた感動的な物語です。
元国会議員のルーベンス・パイヴァとその妻エウニセは、平穏な日常を送っていましたが、スイス大使誘拐事件をきっかけに状況は一変します。
ルーベンスが軍に逮捕され、エウニセは必死に夫の行方を追いますが、彼女自身も拘束され、厳しい尋問を受けることになります。
それでも、彼女は沈黙を守り、夫の名を呼び続けることで、歴史を動かす力を持つ存在となります。
監督は『セントラル・ステーション』で知られるウォルター・サレスで、彼はエウニセの闘志を美しい映像で描き出しています。
主演のエウニセ役には、フェルナンダ・トーレスが起用され、彼女はゴールデングローブ賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされました。
また、エウニセの老年期を演じるのは、彼女の実母であり、サレス作品に出演したフェルナンダ・モンテネグロです。
本作は、世代を超えて家族の絆や個人の闘いが歴史の中で如何に響き合うかを描いた壮大な叙事詩であり、ヴェネツィア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞するなど、高い評価を受けています。
映画『アイム・スティル・ヒア』は、8月に日本で公開される予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0c8cc7b07d9572fb537620292594c50be1fd81df