兵庫県知事・斎藤元彦がパワハラ疑惑や刑事告発を受けながらも辞職しない姿勢を貫いている。百条委員会の調査も続く中、県議会では逆風の中での知事の対応が問われている。
彼は兵庫県議会の2月定例会で、告発文書問題について「対応は適切だった」と答弁し、百条委員会による調査報告書の内容が明らかになる中でも、その姿勢を崩さない。
報告書には、斎藤知事が職員に対して行った叱責が「おおむね事実で、パワハラ行為に相当する可能性がある」との指摘が含まれており、告発文書を作成した職員の特定についても「公益通報者保護法に違反する可能性が高い」とされている。
昨年12月には、出直し選挙を支えたPR会社の社長とともに公職選挙法違反で刑事告発され、その翌月には百条委員会の委員である竹内英明元県議が自死するなど、県関係者の死者は3名に達している。
これらの逆風の中でも、斎藤知事は「辞職はナシ」との姿勢を貫いている。
百条委員会の委員を務める県議は、報告書が3月中に出揃うとし、次の議会までが知事にとっての山場になると警告する。
普通の神経の持ち主であれば辞めるべき状況だが、斎藤知事はPR会社を切り捨て、竹内県議の死についても表情を変えずに“お悔やみ”を述べるのみ。
百条委員会は調査を行うが、知事を辞職させる強制力はないため、知事の支持者による誹謗中傷を恐れる県議も多く、不信任を突きつけることが難しい状況だ。
斎藤知事は、逆風が収まるのを待ちながら知事の座に居座る姿勢を見せており、これが兵庫県民が求めたリーダーの姿なのか疑問が残る。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d797bcc408662ea68aabd0ab49abf12b413f5ba6
兵庫県知事・斎藤元彦の辞職拒否に関するネットのコメントは、主に民意、法的責任、そして知事の行動に対する支持や批判が入り混じったものでした。
多くのコメントでは、知事が選挙で信任を受けたことを背景に辞職しない理由が挙げられ、民意を無視することの難しさが強調されていました。
特に、知事に対する不信任案の提出が議会で難しい状況にあることが指摘され、議会の動きに対する期待と不安が交錯していました。
また、百条委員会の報告書に対する信頼性やパワハラの認定基準についても疑問が呈され、法的な視点からの考察が行われていました。
さらに、斎藤知事の支持者や反対派の意見が交錯し、知事を支える政治的背景や、その影響力についても考察されていました。
コメントの中には、知事が自身の利益を優先しているとの懸念や、県民の声を大切にすべきとの意見も見られ、全体としては複雑な感情が反映されていました。
ネットコメントを一部抜粋
まず民意がある以上、公職選挙法違反の裁判で有罪にならなければ辞めるということにはなりません。
人権の心がない方にも人権という法律のもと、行われていくので、長期戦になるのかなと。
知事の支持者らによる誹謗中傷に怯える県議も多く、1936年の2.26事件を連想しました。
未だに斎藤擁護者がいるのは事実でしょう。
まず兵庫県百条委員会の報告が如何なるものであろうと法的拘束力は全くないし、反斎藤派の兵庫県議らによる恣意的な百条員会との批判も多いので。