ブルーゴースト、月面着陸成功と韓国文学の搭載

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米国の民間企業ファイアフライエアロスペースが製作した無人月探査船「ブルーゴースト」が、月面に無事着陸。韓国の伝統文学が含まれた詩集も搭載されており、科学実験も行われる予定。

要約すると米国の民間企業ファイアフライエアロスペースが製作した無人月探査船「ブルーゴースト」が、2023年10月2日(米国時間)に月面に無事着陸した。

この探査船は、民間企業による2番目の月面着陸船として歴史に名を刻んだ。

ブルーゴーストは、先月15日にフロリダから打ち上げられ、約1カ月半にわたって地球と月の軌道を飛行していた。

着陸の瞬間は、米航空宇宙局(NASA)のストリーミングチャンネルを通じて全世界に生中継され、多くの人々がその瞬間を目撃した。

着陸地点は、月の前面北東側にある「マーレ・クリシウム」と呼ばれる大きな盆地内の「モンス・ラトレイユ」という古代火山地形の近くである。

ブルーゴーストは、月が夜を迎えるまでの約14日間、様々な任務を遂行する予定であり、その中には月面の科学実験や技術の試演が含まれている。

特に注目すべきは、ブルーゴーストが「ポラリス・トリロジー」と呼ばれる詩集を搭載しており、そこには韓国の伝統文学である時調から8作品が収められている。

これには「月に」や「隕石の夢」といった作品が含まれており、世界の創作者たちの芸術作品が月に送られるプロジェクトの一環として実施されている。

また、ブルーゴーストには、衛星航法実験や放射線に適応するコンピューター、月の塵を落とす自動洗浄ガラス、月の土壌サンプルを収集・分類する機器など、10種類の科学装置が搭載されており、科学的なデータの収集も期待されている。

ファイアフライは、NASAと共に月着陸船を打ち上げた3番目の民間企業であり、今回の成功により、史上2番目の民間企業として月面着陸を達成したことになる。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bf999c690fd1864c106dd534b515630b5f9ac6ce

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