北朝鮮の平壌マラソンが外国人観光客を誘致

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北朝鮮が平壌マラソンを通じて外国人観光客を受け入れる動きが始まり、観光とスポーツを結びつけたツアーが注目されています。

要約すると北朝鮮が新型コロナウイルスの影響を受けて以来、初めて西側諸国からの団体観光客を受け入れる動きが見られ、平壌で開催される国際マラソンへの参加を促進する旅行商品が登場しました。

中国・北京に拠点を持つ北朝鮮専門旅行会社「高麗ツアーズ」は、来月6日に開催される平壌国際マラソンの一般参加者を14日まで募集しており、5泊6日のツアーを提供しています。

このツアーでは、参加者は北京に集合し、平壌に到着後、マラソンに参加するだけでなく、平壌市内の観光名所も訪れることができます。

特に、金正恩国務委員長が推進した新しい観光地である和盛地区や江東地区の温室農場など、コロナ禍以降に完成した場所が含まれています。

ツアーの価格は1人当たり2195ユーロ(約34万円)で、ビザの発給手数料やマラソン参加費は別途必要です。

北朝鮮体育省は、平壌国際マラソンの募集要項を今年1月に発表し、国際スポーツ行事が平壌で行われるのは6年ぶりです。

このマラソンは、金日成主席の生誕記念日を祝うイベントとして1981年から開催されていましたが、2020年以降は中断されていました。

北朝鮮にとって、外国人を対象とした観光事業は体制をアピールする機会であり、制裁の対象外であるため外貨を稼ぐ手段としても重要視されています。

今後、北朝鮮が外国人の観光受け入れを継続するかどうかに注目が集まっています。

コロナ禍以降、北朝鮮は2023年9月に初めて外国人の入国を許可しましたが、団体観光客はロシアに限られていました。

その後、西側諸国の団体観光客に対しても羅先観光特区を開放するなど、観光政策に変化が見られています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a68c076d132651794965f11cdbbaae31ed916c14

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