カナダとメキシコがアメリカの25%関税に対抗し、報復関税を発表。貿易戦争が激化する中、両国は経済的措置を強化する意向を示しています。
トルドー首相は、アメリカがカナダに対して貿易戦争を仕掛けてきたと批判し、アメリカからの輸入品に対して25%の関税を課す方針を示しました。
対象となる輸入品の総額は、1550億カナダドル、日本円にして約16兆円に上ります。
この措置は、アメリカのトランプ大統領がカナダに対して行った関税措置に対する強い反発として位置づけられています。
さらに、メキシコのシェインバウム大統領も、アメリカの攻撃的な声明を否定し、報復関税を含む対抗措置を取る意向を表明しました。
具体的な内容は、9日に発表される予定です。
これにより、北米地域での貿易摩擦がさらに激化する可能性が高まり、経済への影響が懸念されています。
両国の首脳は、アメリカとの関係が悪化する中で、経済的な対抗策を強化する姿勢を見せています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e6f07d9b2c2d0d74f13bc182e15fd8fa08826cd3
カナダとメキシコが米国に報復関税を発表したことに対して、ネット上では多様な意見が寄せられました。
コメントの中には、関税の引き上げが経済に与える影響を心配する声が見受けられました。
例えば、最初から高い関税が設定されていたら、現在の経済体制は異なっていたかもしれないという意見があり、企業や国がそれに適応して発展してきた経緯があるため、関税の急な引き上げは困難を招くと指摘されていました。
また、関税を頻繁に変更することは、国の信頼性を損なう恐れがあるとも述べられていました。
さらに、トランプ政権の外交政策に対する疑問も多く、特にカナダとの対立に意味があるのかと疑問を呈するコメントがありました。
国民感情に悪影響を及ぼす可能性があるため、譲歩を引き出すことが果たして得策なのかという意見もありました。
報復関税がもたらす経済的なリスクについても懸念が示され、物価上昇や貧困の進行が心配されていました。
トランプ氏の発言や行動に対して、批判的な意見もあり、外交上の失礼さを指摘する声もありました。
一方で、アメリカ抜きの貿易網を構築すべきだという意見や、軍事力の強化を訴える声もあり、今後の展開に注目が集まっている状況です。
ネットコメントを一部抜粋
最初から関税が25%だったら、まったく違う体制だったろうに。
イイねえ。
関税経済のなれの果てが見れそうだ。
メキシコはともかくカナダとやり合う意味がわからん。
関税かける解除するを繰り返すかもしれんが4年間我慢するしかないか。
こんな報復しているとカナダもメキシコも輸出できなくなるからかなり危ないよね。