自民党の保守系議員連盟が、旧姓の通称使用を法制化する方針を決定。署名運動を開始し、選択的夫婦別姓制度に反対する立場を明確にしました。
この議連は、結婚に伴う姓変更の不便さを解消するために、賛同する国会議員の署名を集め、石破茂首相や衆参両院議長に提出する予定です。
法制化に向けては、(1)「同一戸籍・同一氏の原則」を堅持し、親子別姓は認めない、(2)夫婦同姓を維持しつつ旧姓使用の法整備を求める世論を尊重する、(3)国や自治体、企業における旧姓使用に法的根拠を与える、という3つの原則を確認しました。
総会では、旧姓を公的に使用できるようになることで混乱が生じるのではないかという懸念も示されました。
また、自民党の氏制度に関する作業チームは、選択的夫婦別姓制度の導入を求める経団連からの意見聴取を6日に予定しています。
さらに、皇族数の確保に関する法制化についても、今国会での実現を目指す方針が確認されました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1a48e3ef5b22b27db3234ee801265e250851b1c9
保守系議連が旧姓使用法制化を推進するニュースに対するネットのコメントは、旧姓使用に関する意見が多様であったことが特徴でした。
賛成派の意見では、選択的夫婦別姓を導入することで、結婚後も旧姓を使用することができ、個々の自由や権利が尊重されるべきだという主張がありました。
また、旧姓使用が可能になることで、仕事や生活においての不便が解消されるとの意見もありました。
これに対して、反対派は、旧姓の法制化が複数の姓を持つことを許可し、その結果として管理の手間やコストが増加することを懸念していました。
さらに、戸籍制度の破壊につながる可能性や、家族の一体感が失われるとの意見も見られました。
多くのコメントは、旧姓使用の法制化が本当に必要なのか、またその影響についての懸念を示しており、賛成派と反対派の間での意見の対立が際立っていました。
全体として、旧姓使用に関する法整備の必要性やその影響についての議論が繰り広げられ、社会的な関心が高いテーマであることが伝わってきました。
ネットコメントを一部抜粋
旧姓使用を法制化って具体的にどうやるつもりなんだ?
同姓を望む人のために同姓婚を。
選択的夫婦別姓が仮に導入されても、同姓婚した方が仕事上旧姓使用が必要な場面はこれまでと同じように発生する。
経団連が選択的夫婦別姓を求めている?
スパイ防止法のない今の日本で夫婦別姓を適用したら戸籍制度の破壊に繋がるからダメなんです。