Appleが新型「iPad Air」を発表。M3チップ搭載で性能向上も、M2モデルとの違いは少なく買い替えは急がなくても良さそう。
この新型モデルは、先代のM2チップ搭載iPad Airと比較して、主にプロセッサの性能向上が特徴です。
新型は引き続き11型と13型の2サイズ展開で、ディスプレイの仕様や本体サイズは先代と同じですが、重さは約2g増加しています。
カラーバリエーションも変わらず、スペースグレイ、スターライト、パープル、ブルーの4色から選べます。
新型iPad Airの最大の変更点はM3チップの搭載で、これにより8コアCPU、9コアGPU、16コアのNeural Engineを搭載し、製造プロセスも5nmから3nmに微細化されています。
特にGPUの改良により、ローカルメモリの使用量をリアルタイムに調整する「Dynamic Caching」や、レイトレーシング、メッシュシェーディングをハードウェアでサポートし、3D描画やゲームのパフォーマンスが向上しています。
Appleは新型iPad Airの性能を、M1チップ搭載モデルと比較して大幅に向上しているとアピールしていますが、M2モデルからの買い替えを促すほどの体験の差はないと考えられます。
新型iPad AirでもAppleの生成AI機能「Apple Intelligence」が利用可能ですが、これはM2モデルでも同様に利用できます。
つまり、M3チップによる性能向上はあるものの、M2からのアップグレードを急ぐ必要はないかもしれません。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e9cfb1c5f4c28cec6e5b7622ec1a8a3bb7802c58