楽天モバイルが「Rakuten Link」に対話型AIアシスタントを実装し、個人向けの新たなサポート機能を提供開始。AIを活用した生産性向上に向けた取り組みも強調されました。
この新機能により、ユーザーはアプリを通じて悩み相談やアイデアのサポートを受けることが可能になります。
現在、Android向けに順次提供が行われており、iOS向けも近日中にリリース予定です。
発表会では、楽天モバイルの三木谷浩史会長と楽天グループのCAIDOであるティン・ツァイ氏が登壇し、AIを活用した取り組みについて解説しました。
三木谷氏は「AIの民主化」を掲げ、AIが社会構造を変える力を持つと強調しました。
従来のAIは専門的な分野での活用が主でしたが、生成AIはアイデア創出や文章作成を可能にし、生活の豊かさや生産性を向上させると述べています。
楽天グループは、1億以上の楽天IDを基にした様々なサービスを連携させ、AIを活用して強力なエコシステムを構築する意向を示しました。
また、マーケティングやオペレーションの効率を20%向上させる「トリプル20」プロジェクトにも取り組んでおり、AIを駆使してビジネスの効率性や創造性を高める「AIエンパワーメントカンパニー」への進化を目指しています。
さらに、楽天グループは2023年に従業員向けのAIツール「Rakuten AI for Rakutenians」を導入し、3万人以上の社員が業務効率化にAIを活用しています。
これにより、提案書やマーケティングメッセージの作成、会議のメモ作成などでAIが利用されています。
一般ユーザーにとっても、AIの活用は企業向けだけでなく、個人にとっても重要な意味を持つことが今回の発表で示されました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4f0d75822cf5b9a7f79538851c3d3a07b47ae67f