韓国の演劇界での性暴力事件について、被害者が勇気を持って告発。加害者には懲役3年の判決が下され、被害者は回復の第一歩を踏み出した。
要約すると韓国の演劇界で発生した性暴力事件について、被害者のキム・サンハさんが自らの経験を語るインタビューが行われた。
キムさんは2012年に劇団のオーディションに合格し、演劇界でのキャリアをスタートさせたが、2カ月後に劇団の代表である加害者A氏から性的暴行を受けた。
A氏は威圧的な態度でキムさんに接し、1年以上にわたり常習的に性暴力を続けた。
キムさんは、演劇を辞めるまでA氏と顔を合わせ続け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患うこととなった。
2022年に入ってようやく、キムさんは過去の出来事を公にする決意を固め、他の被害者と共に告訴を行った。
光州地裁は、A氏に懲役3年の判決を下したが、キムさんはこの判決に対して「私の苦しみは回復しない」としつつも、被害が初めて認められたことに一定の満足感を表明した。
キムさんは、他の被害者にも「語り始めること」が回復の第一歩であると伝え、過去のトラウマに向き合うことの重要性を強調した。
彼女の勇気ある行動は、演劇界における構造的な問題を浮き彫りにし、同様の被害を受けた人々にとって希望の光となることが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/00561d34814db2c0c9b3cd4c1bcda26c00cadd22