トランプ大統領の発表により、XRP、DOGE、ADAが9%急落。戦略的備蓄への期待が打ち消され、トレーダーのリスク回避が続く見込み。
具体的には、これらの暗号資産は過去24時間で最大9%の下落を記録しました。
トランプ大統領は、政府が押収したビットコイン(BTC)を保有する戦略備蓄を設立し、ビットコイン以外の暗号資産も含めるよう政権に指示しました。
この発表は、数日間にわたって強気の動きを見せていたXRPやADA、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)などの資産に対する期待を打ち消す結果となりました。
特に、資産運用会社ビットワイズがETF(上場投資信託)19-Bの申請を行ったことから、DOGEは週初めに12%も急騰したものの、トランプ大統領の発表によってその期待は一掃されました。
ビットコインも例外ではなく、24時間で9万3000ドルを超える最高値から8万8000ドルを下回るまで4.5%下落しています。
さらに、幅広いトークンを対象とした流動性指数であるCoinDesk 20 指数(CD20)は5%の下落を記録し、小規模なアルトコインに至っては10%の下落を見せました。
このような下落により、暗号資産先物への強気な賭けで4億ドル以上の清算が発生し、その大半がビットコインを追跡する商品によるものでした。
トレーダーたちは、3月7日に予定されているホワイトハウス暗号資産サミットに注目していますが、期待は薄いようです。
LVRGリサーチのディレクター、ニック・ラック氏は、「戦略備蓄の発表が期待に沿うものではなかったため、トレーダーたちは期待値を下げている」と述べています。
サミットには多数の業界リーダーや政府関係者が出席予定ですが、トランプ氏が実質的な約束をする可能性は低く、リスク回避の姿勢が続くと見られています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/62a4da4521d4c7896c02d4f3bb953f29f9c15a20
トランプ大統領の戦略備蓄発表に関するコメントでは、仮想通貨市場の動向について多様な意見が寄せられました。
特に、トランプ氏の発言が市場に与える影響について懸念する声がありました。
あるコメントでは、株価や仮想通貨が激下がりしており、景気の悪化を心配する意見がありました。
また、アメリカ人は気が短いため、早急なリカバーが求められるとの指摘もありました。
さらに、仮想通貨の価値が空想に基づいているとの厳しい見解も存在しましたが、同時にアメリカなどの大国が無視できない存在になったとの意見もありました。
中には、長期的には仮想通貨が価値を持つと信じている人もいて、時が経てば倍以上になる可能性があると期待する声もありました。
全体として、仮想通貨に対する期待と不安が交錯しており、短期的な市場の動きに対する警戒感が強かったことがうかがえました。
ネットコメントを一部抜粋
トランプの全貌がまだQ1も終わってないのに見えてきた。
そもそも価値を保全する投資先が必要と考えた人たちの妄想の上になりたっているのが仮想通貨。
アメリカ程の大国が無視できない物になったのは事実なので、バブルだとしてもピークはもう少し先にあるのかなと。
考えれば考えるほど無価値なのだよw。
ずっと上がりっぱなしならみんな買う。