権利切れキャラのホラー化に迫る『マッド・マウス』インタビュー

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映画『マッド・マウス』は、著作権切れのミッキーをホラー化した作品で、監督や製作陣が挑戦的な演出を語るインタビューが公開された。ユーモアと法的配慮を兼ね備えた内容が魅力。

要約すると映画『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』が2025年3月7日に日本で公開される。

この作品は、著作権が切れた「ミッキーマウス」を凶悪な殺人鬼として描くホラー映画で、アメリカの短編アニメ『蒸気船ウィリー』(1928年)の著作権が2023年末に終了したことを受けて制作された。

監督のジェイミー・ベイリーと製作・脚本・出演を担当するサイモン・フィリップスは、インタビューでこの挑戦的な試みについて語った。

映画の冒頭では、ディズニーに対する「免責事項」をユーモラスに表現し、観客に安心感を与えつつ笑いを誘う工夫がなされている。

ジェイミーは、法的問題を回避しながらも観客に楽しんでもらうためのアイデアを強調した。

また、劇中では『蒸気船ウィリー』のメロディや映像が使用され、ミッキーを白黒で描くことで著作権に抵触しないよう配慮されている。

さらに、日本独自のバージョンとして、ゲームセンターを舞台にしたシーンや、追加撮影された森の中の一軒家のパートが組み込まれており、ホラーの要素が強化されている。

これにより、観客は「本来は安全な場所」が殺人現場になるというギャップを楽しむことができる。

映画全体が攻めた演出とユーモアに満ちており、観る人に新たな体験を提供することを目指している。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7e1343975fd0f9d70f902b04b71c1957f29cfb04

ネットのコメント

コメントでは、ディズニーの権力がエンターテインメント業界において創造性を抑制しているとの指摘がありました。

特に、日本のアニメーターがディズニーキャラに似ているデザインを変更させられたエピソードが紹介され、権利を持つ側が新たな創造性を潰す現状が問題視されていました。

また、プーのホラー映画については、一般的なホラー作品に有名キャラを置き換えただけで、特別面白いわけではないとの意見があり、キャラクターのネームバリューだけを利用した作品作りへの疑問が呈されました。

さらに、オリジナル作品を作ることの重要性や、権利の切れる期限の違いに対する驚きもあり、創造性を大切にする姿勢が求められていることが強調されていました。

全体として、キャラクターのホラー化や権利問題についての関心が高く、視聴者が求めるのは質の高いオリジナル作品であるという意見が多く見られました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 自分はこういう作品が出したくなっちゃう背景がわかる気がするな。

  • 結局のところ良くあるホラー(スプラッタ)ものの敵キャラをディズニーキャラに置き換えただけで。

  • キャラのネームバリューだけ使って安易に儲けようとするのとで出来が全然違ってくるからね…
  • 一つのキャラなのに権利の切れる期限が違うと言うのを初めて知りました。

  • オリジナルで面白いものを作り出せないからな。

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