石破首相が自民党青年局会合で、若年層の支持率低迷に危機感を示し、参院選に向けた結束を呼びかけました。
首相は「難しいことであっても、リスクが多いことであっても、気概を持って役割を果たしてほしい」と述べ、7月の参院選に向けて党の結束を呼び掛けました。
特に、若年層の自民党支持率は、18~29歳で11.8%、30代で11.2%と低迷し、令和5年1月以降最も低い数字となっています。
この状況に対して、中曽根康隆青年局長は「自民党が置かれている状況は極めて厳しい」とし、多くのメンバーから参院選に対する不安の声が寄せられていることを明らかにしました。
首相は、政治の師である田中角栄元首相の教えを引用し、「自民党が国民にいちばん近いところにいるんだということを実行してほしい」と強調しました。
さらに、森山裕幹事長は、消費税の廃止や減税、年収103万円の壁の引き上げなど、国民民主党やれいわ新選組の政策を批判し、これらの政策には財源の明確化が必要であると訴えました。
自民党は参院選を控え、若年層からの支持回復に向けた戦略を模索する必要性が高まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6cf9989eac78aeba0852e7fad2b00efb07e9bb6d
石破首相が自民党青年局会合で若年層の支持率低迷を懸念したことに対し、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中には、まず石破首相の発言が自己矛盾を抱えているとの指摘が多く見られました。
「難しいことは気概を持って」という言葉が、実際には国民に対する説教のように響くという意見がありました。
国民からの信頼を得るためには、まず自らが示すべき行動が求められていると感じられたようです。
さらに、財源の確保や減税に関する具体的な政策提案が不足していることも多くのコメントで指摘されました。
特に、国債発行や税収の使い道に関する議論がなされ、現在の自民党の政策に対する不信感が広がっていることが強調されていました。
若年層が政治に対して冷めている背景には、自民党の施策が低所得者優遇や中間層無視であるとの不満が根強く、これが支持率低迷の要因となっているとの意見が多く見受けられました。
また、石破首相の指導者としての資質に疑問を呈する声もあり、彼が国民の声を聞く姿勢が欠けているとの批判がありました。
特に、現役世代や中間層の声に耳を傾けることが求められていると感じられました。
さらに、コメントの中には、石破首相が国民に近い政治を実現するためには、具体的な行動が必要であるとの意見がありました。
全体として、石破首相の発言に対する反応は厳しく、彼自身が国民の期待に応えるための具体的な政策を示さなければ、支持率はさらに低迷する可能性があるとの警鐘が鳴らされていました。
ネットコメントを一部抜粋
難しいことは気概を持ってというのは、そっくりそのまま自分に言う事ではないかと思いました。
国債発行だと何度も減税派は言っているが、実行するのが政治家の仕事だと感じました。
石破みたいな政治家にはならず、国民のための政策を考えてほしいという意見がありました。
国民から搾り取った税金の行き先を明確にする必要があるという指摘がありました。
自民党が国民に一番近いところにいるという主張が疑問視されていました。