法哲学者住吉雅美氏が、日本の賭博法と海外カジノの関係を考察。法律と道徳の独立性や「根本規範」についても触れ、法律の正当性を問い直す内容です。
特に、日本の刑法では賭博が犯罪とされる一方で、海外のカジノでの賭博行為が日本の法律の下で犯罪とならない理由に焦点を当てています。
これは、刑法3条において賭博が国外犯のリストから除外されているためで、国民が海外で賭博を行っても日本に不利益をもたらさないとされているからです。
このように、同じ行為が法律の解釈によって犯罪とされるか否かが変わることを示し、法律は道徳や正義とは原則的に無関係であると主張します。
住吉氏は、法律の成立過程やその正当性についても触れ、オーストリアの法哲学者ハンス・ケルゼンの「授権説」を引用しながら、法律の有効性が制定手続きの有効性に依存していることを説明します。
最終的には、法律の根拠となる「根本規範」についても言及し、法律が道徳から独立したルールであることを強調しました。
この記事は、法律と道徳の関係を再考するきっかけを提供し、現代社会における「当たり前」を問い直す重要性を訴えています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7ac50cb3d04ce96f537b5661b17b3974e232f553
コメントでは、法律と道徳の関係を再考するオンラインカジノ問題について、多くの意見が寄せられました。
あるコメントでは、不道徳や不正な法律は無効であるべきだとし、憲法の厳格さが求められると述べられていました。
為政者の都合で法律が変更されることに対しては、厳しい目を向けるべきだという意見がありました。
また、陰謀論に流れる人々の姿勢が法律との乖離を生むと指摘し、特定の状況に固執することが現実から遠ざかる原因であると考えられていました。
さらに、賭博は個人の自由行為である一方で、法律によって制限されることが民主主義に対する疑問を生むといった意見もありました。
オンラインカジノに関する違法性についても言及され、美容に良いカジノや、合法で楽しめる場所の提案がなされる一方で、宝くじやパチンコといった他の賭博形態との関連についても触れられていました。
全体として、法律の適用や社会の慣習について多角的な視点からの意見が交わされていたようです。
ネットコメントを一部抜粋
内容が不道徳やったり不正な法は無効言うのは憲法違反の法は無効と言うのと同じやな。
陰謀論にしても、結局は自身にとって都合の良いものだけに流れる人が居るから、実社会や、法律との乖離が広まるってだけに思う。
賭博は自分の財産を自分の好きなところに投ずる個人の自由行為でありながら、捕まるってのは、つまり個人の自由を制限しているってことになる。
日本からのオンラインカジノにアクセスして賭場するのは、違法。
ようは寺銭の何パーセントかを国に還元すれば 違法賭博では無くなると言う事だと思います。