高額療養費制度の自己負担上限額引き上げ見送りが決定。がん治療経験のジャーナリストがその重要性を訴える。
この決定は、今年8月に予定されていた引き上げも含めた見直し全体についての実施を見合わせるもので、秋までに新たな方針を検討するとのこと。
首相は1週間前に2度目の見直しを表明したばかりで、今回の方針転換は異例の3度目となる。
がん患者の訴えや野党からの批判、さらには夏の参院選を控えた与党内からの意見も相次ぎ、見送る方針が決まった。
立憲民主党の野田佳彦代表は、政府の対応が遅すぎたと批判し、患者の声をもっと早く聞くべきだったと訴えた。
ゲストとして出演したジャーナリストの岩田明子氏は、自身もがんの治療を受けた経験から、がんが国民全体に関わるリスクであることを強調し、政府の決断がもっと早くなされるべきだったと述べた。
この問題は、患者にとっての経済的負担を軽減する重要な施策であり、今後の方針決定が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e2d538e7da9f49eee510c352d0f2608bf1278e44
高額療養費制度の見直しが見送られたことについて、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中には、高額医療費制度を実際に利用した経験者からの感謝の声があり、この制度がなければ支払えない医療費を何とかカバーできたとの意見がありました。
一方で、自己負担額の増加については、特に長期入院を要する病気の患者にとっては大きな負担になるとの懸念が示されました。
高齢者の負担を軽減することが重要である一方で、若い世代の負担も考慮する必要があるという意見もありました。
また、医療費の抑制策として市販薬の取り扱い見直しを支持する声もありましたが、高額医療の自己負担増には反対する意見が多く見られました。
さらに、政治家が患者の痛みを理解していないのではないかとの批判もあり、医療制度の維持に向けた議論が必要だとの意見が強調されました。
医療制度の未来を考える上で、国民全体の協力と理解が不可欠だという意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
高額医療費ばかり話題になっているが、OTC類似薬の取扱い見直しはかなり重要だと思う。
高額医療費は私も妻も利用しましたが、大変ありがたい制度でした。
自分も利用した事があるけど、高額医療費制度は支払えない額が何とか支払える額になる制度だと感じた。
医療保険の節約は、市販薬への切り替えや無駄な検査を無くす等もっと代替がきくところから手を付けるべきで。
高額療養費の自己負担限度額が増えると家計を圧迫してしまいます。