橋下徹氏が斎藤知事の発言を非民主的と批判し、告発者を守る重要性を強調。
斎藤知事は、県議会調査特別委員会が提出した報告書について「一定の事実が確認された」と受け止めつつも、自身の告発に対して「法律違反の可能性が高い」と反論しました。
この報告書は、斎藤氏のパワハラ疑惑に関するもので、7項目のうち5項目で一定の事実が認定されています。
特に、職員への叱責が「パワハラと言っても過言ではない不適切なものだった」と結論づけられました。
斎藤氏は、この報告書に対して「1つの見解」としつつも、自身の主張を貫きました。
問題の発端となった文書は、昨年3月に県西播磨県民局長が作成し、関係者に配布されたもので、その後男性は死亡しました。
斎藤氏は、当該男性の公用パソコンから見つかった私的文書について「倫理上極めて不適切なわいせつ文書」と述べたものの、内容を確認していないと答え、記者から撤回を求められる場面もありました。
橋下氏は、斎藤氏の発言を「告発者つぶし」とし、告発者の悪人性を問題にすることは非民主的であると指摘。
内部告発は善人からのものだけでなく、悪事を働いた者からの告発も含まれるべきであり、まずは告発として受け入れ、その内容を調査する必要があると強調しました。
彼は、告発者が悪い人間であるという理由でその告発を無効にすることは、権力者の行動であるとし、斎藤氏の対応を厳しく非難しました。
橋下氏の見解は、告発者の存在を尊重し、適切な調査を行うことの重要性を訴えるものでした。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1866ceeb5008bf057efbf379c050fc095a1d7697
斎藤知事に対する批判が多く寄せられた中で、橋下徹氏の発言が注目されました。
コメントの中には、知事の処分が法的手続きを怠った結果であるとの指摘があり、自己の感情に基づいた判断が問題視されました。
特に、斎藤知事が告発文を「公益通報」として扱わず、告発者を特定しようとした行為が不当であるとの意見が多く見られました。
さらに、知事が報告書の内容を一方的に解釈していることに対する疑問も浮上し、透明性の欠如が指摘されました。
多くのコメントが、知事の行動が県民の信頼を損なうものであり、政治家としての資質に疑問を呈していました。
加えて、斎藤知事の対応が県民の利益に反するものであるとの意見もあり、政治家は民のために働くべきだとの強い意見が見受けられました。
橋下氏の発言が全国に影響を与える中で、知事の顧問弁護士との意見の食い違いも指摘され、議論が続く中で冷静な判断が求められるとの声が多かったです。
全体として、知事の行動や判断が法的にも倫理的にも問われるべきであり、今後の対応が注目されるとの結論に至りました。
ネットコメントを一部抜粋
知事は違法判決が出ない限り、適切と言い続けると思われる。
この人の人間性が垣間見える。
橋下氏の主張に全面的に賛成。
権力をもった人間がやってはいけないことだと思う。
告発された当事者が、告発した者を裁くことは法治国家としてあり得ないこと。