ポン・ジュノ監督の『ミッキー１７』が北米ボックスオフィスで1位を獲得したが、興行収入は期待に届かず、製作費の回収が難しいとの分析が出ています。
この快挙は韓国監督として初めての記録であり、映画の公開は多くの注目を集めました。
しかし、興行収入は期待には及ばず、製作費の回収が難しいとの分析が出ています。
具体的には、公開初週の北米での収入は1910万ドル（約28億1760万円）で、3807カ所の上映館での成績でした。
北米以外の地域では3420万ドルを稼ぎ、全世界での興行収入は5330万ドルに達しました。
IMAXやドルビーなどのプレミアム上映館が大きな割合を占めているものの、業界では初週の収入が最大2000万ドルと予想されていました。
さらに、製作費1億1800万ドルを回収するのは非常に難しいとされています。
バラエティによると、マーケティングに8000万ドルを追加で支出した『ミッキー１７』が劇場公開期間に黒字を出すには、世界的に約2億7500万～3億ドルの収益を上げる必要があるとのことです。
また、観客からの評価も相対的に低く、シネマスコアではB等級を受けました。
一般的に主要な興行作はA等級を獲得していることが多く、今回の評価は厳しいものとなっています。
ロッテントマトでは、評論家の点数が79％、一般観客の点数が73％という結果が出ています。
ポン・ジュノ監督の新作が今後どのように興行成績を伸ばしていくのか、注目が集まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fcb4c855f1eaabe3983cc6a8da0910aed7971f4f
ポン・ジュノ監督の新作『ミッキー17』が北米ボックスオフィスで1位を獲得したことに対するコメントが多く寄せられましたが、収益が期待外れであるという意見が目立ちました。
多くのコメントでは、ボックスオフィスでの1位獲得の意義が強調され、これは次のプロジェクトに繋がる可能性があると評価されていました。
特に、アメリカ市場での成功が今後の仕事に影響を与えると考える人も多かったようです。
しかし、収益が思わしくないことに対する懸念も多く、次回作への投資が難しくなるのではないかという意見もありました。
ポン・ジュノ監督のアメリカ映画は過去にあまり評価されていないとの指摘もあり、韓国映画での成功との対比が語られていました。
全体として、ボックスオフィスでの成功と収益の厳しさが今後の展望に影響を与えるという意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
興収は期待外れでしょうがまずはボックスオフィスで1位を取る事の方が重要だと思っています。
米国での次の仕事につなげる意味では合格ではないでしょうか。
収益あげないと次は何処も投資しないのでは？
せめてギリギリ黒字化しないと。
ポン・ジュノのアメリカ映画監督作は全部いまいち。