日産が横浜で約4kmの公道を無人走行する自動運転実験を実施。2025年度からのサービス実証を目指す。
この実験は、ドライバーレス自動運転車両を使用し、日本国内での都市部における無人走行の初の試みとなります。
実験車両は日産のグローバル本社を出発し、横浜赤レンガ倉庫を経由して戻るルートで、約20分の走行を行いました。
乗車はスマートフォンでルートを選択し、QRコードをかざすことで可能となります。
自動音声によるアナウンスでシートベルトを装着するよう指示され、走行が開始されます。
今回使用された実験車両は「セレナ」をベースに独自に開発され、従来の「リーフ」よりも高性能なカメラ、レーダー、ライダーを搭載しています。
これにより、AIによる周辺環境の認識や制御機能が強化され、より安全でスムーズな走行が実現されています。
ただし、今回の実験は完全自動運転の“レベル4”ではなく、遠隔地から監視する“レベル2”に該当し、運転席には保安要員が同乗します。
万が一の事態に備え、非常停止ボタンでの緊急停止が可能です。
日産は2017年度から自動運転のモビリティサービスを実証しており、今回の実験も国土交通省や警察庁との協議を経て実施されました。
今後、2025年度下期から2026年度にかけて、横浜市内で約20台を運用するサービス実証実験を行う予定で、2027年度には完全自動運転のサービスを開始する計画です。
日産のモビリティ&AI研究所の木村健氏は、今回の実証を通じて普通の交通の中での走行が可能であることを示したいと語っています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3605331cb403df2468f9f8b2ed91c701284d9441
日産が横浜で自動運転実験を実施したことについて、多くのネットユーザーが意見を述べました。
コメントの中には、日産がこの分野に力を入れてきたことを評価する声がありました。
特に、過去の技術革新や、50シーマのハンドル支援、スカイラインの飛び出し回避技術などが挙げられ、未来への期待感が表現されていました。
また、日産がこの技術を追求する姿勢を応援したいという意見もあり、長所を失わないように続けてほしいという声が強調されました。
一方で、他国、特にアメリカや中国における自動運転タクシーの実用化が進んでいることが指摘され、日本が周回遅れになっているという懸念もありました。
事故が起きた際の責任問題についても触れられ、実証実験がビジネスとして成功する可能性が低いとの意見も見受けられました。
また、完全自動運転が実用化されるのは難しいとの見解もあり、この分野で働く人々の安泰を願う声がありました。
さらに、批判的な意見を持つ人々が将来的に自動運転技術の恩恵を受ける可能性があることを指摘するコメントもありました。
最後に、日産がアメリカ市場向けの車両を作ることが正解であるという意見がありましたが、日産の努力が本質的な方向性に合っていないと感じる声もありました。
全体として、日産の自動運転技術に対する期待と懸念が交錯するコメントが多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
無駄だとか頑張るのはそこじゃないとか批判がある。
子供の頃カタログで見た50シーマのハンドル支援も凄い未来を感じた。
やめるのは簡単だけどここまで来たら続けて欲しい。
アメリカでも中国でも自動運転タクシーが実用化されてるので、もはや周回遅れ。
将来免許証を返納したらお世話になるのかもよ?