ルーマニアの極右候補出馬禁止と大統領選の行方

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ルーマニアで極右候補の出馬が禁止され、やり直し大統領選が5月に実施予定。選挙管理局は理由を後日公表予定。

要約するとルーマニアの中央選挙管理局は、昨年の大統領選挙で決選投票に進出した無名の極右候補カリン・ジョルジェスクの出馬を禁止する決定を下しました。

この決定は、昨年11月の大統領選挙でのロシアの干渉が指摘されたことに起因しており、憲法裁判所がその選挙を無効と判断したためです。

ジョルジェスク候補は62歳で、3月7日に立候補登録を行ったものの、選挙管理局は9日にその出馬を禁止しました。

出馬禁止の具体的な理由はまだ公表されていませんが、選挙管理局は後日ウェブサイトで説明するとしています。

さらに、検察当局は2月にジョルジェスク候補に対する刑事捜査を開始し、「憲法秩序に反する行動の扇動」や「ファシスト集団の支援」などの疑いで告発しています。

ルーマニアでは、やり直し選挙が今年5月に予定されており、初回投票は5月4日に行われる予定です。

もし、投票数の50%以上を獲得する候補者が現れなかった場合、決選投票が5月18日に実施されることになります。

この状況は、ルーマニアの政治情勢に大きな影響を与える可能性があり、特に極右勢力の動向が注目されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/eb72ba3993b85f69efb5826687f79987f48bd6aa

ネットのコメント

ルーマニアにおける極右候補の出馬禁止に関するコメントでは、選挙の透明性や民主主義の重要性が強調されました。

多くの人々が、選挙の結果が民意ではなく選挙管理機関によって左右されるのではないかという懸念を示しました。

また、ルーマニアの行動が中国の政治体制と類似しているとの指摘もあり、民主主義と社会主義の境界が曖昧になっているという意見もありました。

さらに、バンス副大統領が欧州首脳に対して発した「恥を知れ」という言葉が注目され、国際社会がルーマニアにどのように対応するのかが期待されていました。

このように、コメントにはルーマニアの政治状況に対するさまざまな視点が反映されており、特に選挙の公正性や国際的な評価についての関心が高まっていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • バンス副大統領がミュンヘンで欧州首脳に対して恥を知れ!と言ったルーマニアの選挙をキャンセルした事例ですね。

  • さてトランプ政権はどう動くか?
  • 民主主義のルールを守らないルーマニアに対してどう出るか楽しみです。

  • ルーマニアのやっていることは中国と同じ、ということは選挙に関しては民主主義も社会主義も同じということか。

  • 誰が国のトップになるのかは、民意ではなく選管が選ぶ、と。

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