滋賀・近江高の多賀章仁監督が36年間の指導を振り返り、今月限りで退任することを発表。甲子園出場23回、通算28勝を挙げた名将の感謝の言葉が印象的な会見となった。
彼は春夏通じて甲子園に23度出場し、通算28勝を挙げた名将であり、約36年間の監督人生を振り返った。
多賀監督は1983年に近江高に社会科教諭として就職し、同年に野球部コーチに就任。
その後1989年から監督を務め、数々の名勝負を繰り広げてきた。
会見では「36年間監督という立場をやらせてもらい、本当にもう、ラッキーだなと思います。
高校野球の指導者としてここまで携われたことが奇跡」と感慨深く語った。
甲子園では春に7度、夏に16度出場し、2001年の夏には「三本の矢」と呼ばれる継投策で初めて決勝進出を果たし、準優勝に輝いた。
また、昨年の春には新型コロナ禍により出場辞退した京都国際の代わりに出場し、エースの山田陽翔投手(現西武)を擁して準優勝を達成した。
多賀監督は「甲子園は『また行きたい』と思わせてくれるすばらしい、かけがえのない場所」と語り、勝利の喜びを噛みしめた。
会見にはOBも駆けつけ、感謝の意を示す花束を贈呈。
多賀監督は11人の教え子をプロ野球界に送り出し、現役で活躍する選手も多い。
退任後は4月1日付で総監督に就任予定で、後任には夏の甲子園で準優勝した2001年の主将・小森博之コーチが就任することが決まっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5d55afd843f71fef47b0ac610c061bdc756eb14a
近江高校の多賀章仁監督が36年間の指導を終え、勇退したことに対するコメントが多く寄せられました。
多くのファンや関係者が彼の長年の努力に感謝の意を表し、特に2001年夏の準優勝や2021年からの3季連続甲子園4強以上の実績が印象に残ったと語っていました。
また、2018年夏の金足農業との激闘も高校野球ファンの間で語り継がれる名勝負として評価されていました。
次期監督の小森氏に対しても期待が寄せられ、滋賀県内の他校との競争が激化する中で、近江高校が再び甲子園に出場することを願う声が多くありました。
特に、近江高校の吹奏楽部が甲子園で演奏する姿が愛されていることも印象的でした。
監督の退任を惜しむ一方で、新たなスタートを切るチームへの期待も高まり、今後の活躍を見守る姿勢が感じられました。
監督としての多賀氏の功績は、選手たちの成長にもつながり、現役で活躍する選手たちへの応援が続いていることも印象的でした。
全体として、多賀監督の退任を惜しむ声が多かったものの、次世代への希望と期待が込められたコメントが多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
三本の矢を擁しての2001年夏の準優勝、投打の柱・山田陽翔を擁して2021年夏からの3季連続甲子園4強以上は滋賀県民として夢を見させて貰いました。
お疲れ様でした。
多賀監督、本当にお疲れさまでした。
残念ながら、全国制覇まであと一歩でしたが、小森新監督がいいチームを作り、夢を叶えてくれると思います。
長い間お疲れさまでした。