JR西日本が3Dプリンタを使って初島駅の駅舎を建設する計画を発表。施工は約6時間で、耐久性やデザインの自由度も向上。
具体的には、和歌山県有田市に位置する初島駅において、約10平方メートルの建物を建設する計画です。
このプロジェクトは、3Dプリンタによって建物の基礎部分を含む外形をパーツごとに出力し、その後現地で組み立てる形で進められます。
施工時間は、終電から始発までの約6時間を想定しており、これにより現場での作業効率が大幅に向上することが期待されています。
従来の鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比較して、工期の短縮が見込まれています。
さらに、鉄筋コンクリートを使用することで、木造駅舎に比べて耐久性や耐食性に優れた駅舎が実現可能です。
型枠を使用しないため、造形の自由度も高く、地域の特性を反映したデザインが可能になります。
JR西日本は、地域住民に愛される駅舎を目指し、地域共生に寄与することを目指しています。
この3Dプリンティング技術を用いた駅舎建設は、今後の建設業界に革新をもたらす可能性を秘めており、建設や維持管理にかかるコスト効果の検証を行った後、他の駅への展開も検討されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4dc4e71d4fd63556de433c99c40de3d0263521ad
世界初の3Dプリンタによる駅舎建設に関するニュースに対して、ネット上では様々な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、技術の進歩に驚く声があり、短時間で建設できる点が評価されていました。
特に「建築時間はわずか6時間」という情報に対しては、その迅速さに感心する人が多かったです。
また、「一夜駅舎」という表現が使われ、まるで魔法のような技術だと感じた人もいました。
一方で、駅舎としての実用性や耐久性について懸念を示すコメントも見受けられました。
「台風来たら、跡形もなくなりそう」といった具体的な不安の声や、「駅舎と言うより、単に待合室レベル」との指摘もあり、実際に利用する際の不安を抱える人が多かったようです。
さらに、「ぬくもりが感じられない」といった感想もあり、建物のデザインや素材に対する疑問が呈されました。
また、駅舎の機能としてトイレや待合室の設備に関する質問もあり、実用的な面での詳細を求める声が多く見られました。
「トイレ施設はあるのかな?」という疑問は、駅舎を利用する人々にとって重要なポイントです。
全体として、3Dプリンタによる駅舎建設は未来的な技術として期待される一方で、実際の利用に際しては多くの課題が残されていることが分かりました。
ネットコメントを一部抜粋
一夜城ならぬ一夜駅舎ですか。
すごい技術が出来たもんですねぇ。
建築時間はわずか6時間
台風来たら、跡形もなくなりそう
駅舎と言うより、単に待合室レベルだけど。
ぬくもりが感じられない。