日産の2025春闘賃上げ、業績悪化で満額未達

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日産自動車が2025年春闘で賃上げ1万6500円を提示。業績悪化で組合要求を下回り、満額未達は5年ぶり。一時金は5.2カ月で満額回答。

要約すると日産自動車は2025年の春季労使交渉(春闘)において、労働組合に対して平均1万6500円の賃金改定を実施することを回答しました。

この金額は、組合が要求していた1万8000円を下回るものであり、組合の要求を満たさないのは2020年の春闘以来5年ぶりのことです。

賃上げ率は4.5%とされており、一時金については5.2カ月相当で、こちらは組合の要求に満額で応じていますが、昨年の5.8カ月に比べると減少しています。

日産は、業績が厳しい中での賃金改定について「経済の好循環実現に対する企業の責務と、株主をはじめとしたすべてのステークホルダーの理解との両立に特に留意した」と説明しています。

日産は、米国市場での販売不振や経営再建に伴うリストラ費用の影響を受けており、2025年3月期の当期純損益は800億円の赤字になる見通しです。

このような背景から、賃金改定の内訳は非公表とされ、労働組合との交渉は難航しています。

日産の経営状況は厳しく、今後の労使関係がどのように進展するか注目されます。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2f83365de51fdeb9a18d3ef2a8cd9ff576082e0c

ネットのコメント

日産が2025年春闘で賃上げを行ったことに対して、多くのネットユーザーが驚きの声を上げました。

業績が悪化しているにもかかわらず、賃上げ額が1万6500円に達したことに対する意見が多く、特に中小企業との比較が目立ちました。

コメントの中には、日産の賃上げが他社と比べてどれほど恵まれているかを指摘するものがあり、業績が好調な自社では賃上げが少ないと感じる人々が多かったようです。

また、日産の労働組合や役員報酬に対する疑問もあり、業績悪化の中で賃上げを実施することに対する懸念が表明されました。

さらに、賃上げが業績連動でないのではないかという意見や、日産車の価格に対する不満も見られました。

全体として、日産の賃上げに対するコメントは、驚きや羨望、疑問が入り混じったものでした。

ネットコメントを一部抜粋

  • 統合破談が日産の将来性を担保できないから、業績不振に更に追い打ちをかけている。

  • 業績が悪化してるのに1万6500円も賃上げするなんてすごいね。

  • ある程度上げないと人材流出に歯止めが掛からないから、これくらいは上げるしか無い。

  • 業績悪化・赤字決算でも賃上げできるのがすごいね。

  • 赤字なのに給料上がるんだ。

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