バイナンスがアブダビのMGXから約2960億円の投資を受け、成長を加速。初の機関投資家からの資金調達となる。
要約すると暗号資産取引所の大手であるバイナンスは、アブダビに拠点を置く投資会社MGXから約20億ドル(約2960億円)の投資を受けたと発表しました。
この投資は、バイナンスにとって初めての機関投資家からの資金調達であり、MGXにとってもデジタル資産に特化した初の投資となります。
具体的なステーブルコインの種類は公表されていませんが、この資金はバイナンスの成長をさらに加速させるものと期待されています。
バイナンスは、1日の取引高が200億ドルを超える世界最大の暗号資産取引所であり、アブダビにおいても約1000人を雇用し、存在感を確立しています。
バイナンスのドバイ子会社であるバイナンスFZEは、昨年、ドバイの仮想資産規制庁(VARA)から仮想資産サービスプロバイダー(VASP)ライセンスを取得し、アラブ首長国連邦全域で幅広い取引サービスを展開することが可能となりました。
また、アブダビの金融サービス規制庁からカストディサービスを提供する許可も得ています。
バイナンスのCEOであるリチャード・テン氏は、以前アブダビ金融サービス規制庁のトップを務めていた経歴を持ち、同社の地域での強固なネットワークを活かしながら、さらなる成長を目指しています。
今回の投資発表を受けて、バイナンスに関連するBNBチェーンのネイティブトークンであるBNBは、発表直後に3%急騰し574ドルに達しましたが、その後は550ドルまで下落しました。
この動きは市場の反応を示すものであり、投資の影響を注視する必要があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dc32694a4096dba74d6c27e8ecf84cae7f6b7f2f