『侍タイムスリッパー』が第48回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞し、監督やキャストが感謝の気持ちを語りました。インディーズ映画ながら、SNSでの反響を受けて大ヒットを記録した作品です。
監督の安田淳一氏は、感涙しながら「本当に驚いております」と話し、キャストやスタッフと共に喜びを分かち合いました。
この映画は、幕末の会津藩士、高坂新左衛門が現代の時代劇撮影所にタイムスリップし、斬られ役として新たな人生に挑む姿を描いた時代劇コメディです。
公開当初は東京の池袋シネマ・ロサでの1館上映からスタートしましたが、SNSでの反響を受けて、9月からは300館以上での拡大公開が実現し、異例のヒットを記録しました。
主演の山口馬木也は「心臓が飛び出るかと思いました」と驚きを隠せず、観客からの温かい反応に感謝の意を表しました。
また、同じ授賞式で、アニメーション作品『ルックバック』が最優秀アニメーション作品賞を受賞しました。
安田監督は亡き父と伝説の斬られ役、福本清三氏にこの受賞を捧げたいと語り、感動的なスピーチを行いました。
授賞式の模様は日本テレビ系で放送され、多くの視聴者がその感動を共有しました。
最優秀賞の発表では、他にも『キングダム 大将軍の帰還』が最多4部門を受賞し、注目を集めました。
安藤サクラと羽鳥慎一が司会を務めたこの授賞式は、映画界の新たな才能と作品を称える場となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/87b0381afbfb671004dc6faec0d888f842a67d96
『侍タイムスリッパー』が日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞したことに対して、多くのファンから祝福のコメントが寄せられました。
受賞を喜ぶ声が多数あり、特に作品の内容についての評価が高かったです。
「笑えて、ハラハラして、そして泣けた」という感想が多く、観客の心を深く揺さぶったことが伝わってきました。
また、地方に住む映画ファンの中には、限定上映を逃さずに観たことを振り返り、感動を表現するコメントも目立ちました。
さらに、「いい作品が真っ当な評価を得ることの気持ちよさ」を感じたという意見もあり、作品の受賞が多くの人にとって喜ばしい出来事であったことがわかります。
しかし、一方で、主演の山口さんに対する期待が高く、最優秀男優賞も彼に授与されるべきだったという意見もありました。
受賞を祝う声とともに、彼の演技についての評価が分かれる場面も見受けられました。
このように、作品の受賞を祝う一方で、主演俳優に対する思いが交錯するコメントが多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
おめでとうございます。
侍タイムスリッパー、受賞おめでとうございます。
いい作品が真っ当な評価を得ることの気持ちよさまで、侍タイムスリッパーは味あわせてくれました。
おめでとうございます!本当に快挙ですね。
流石に作品賞くらいは、侍タイムスリッパーに撮らせないと。