民放連会長・遠藤龍之介氏がテレビ業界の未来を語り、視聴者の心をつかむ重要性や生き残り策について語りました。
彼は、インターネットの普及により視聴者を奪われる中、テレビがどのようにしてその存在感を維持していくのか、重要な視点を提供しています。
遠藤氏は、1956年に東京で生まれ、著名な作家・遠藤周作氏の息子として文化的な環境で育ちました。
幼少期からテレビやラジオに親しみ、特にラジオの深夜放送から多くの影響を受けたと振り返ります。
大学時代には映画や音楽に興味を持ち、映画会社を志望しましたが、不況によりテレビ業界に転身。
1981年にフジテレビに入社し、編成局で長年にわたり活躍しました。
彼は多くの才能あるクリエイターたちと出会い、彼らとの交流を通じて自身の視野を広げてきました。
特に、彼は時代劇「鬼平犯科帳」や数々の2時間ドラマを担当し、テレビ番組の編成において重要な役割を果たしました。
また、彼はライブドアによるフジテレビの敵対的買収に直面し、その際の対応を通じてメディアの信頼性の重要性を学びました。
2019年にはフジテレビの社長に就任し、視聴率回復に向けた新たな試みを行っています。
「情報プレゼンター とくダネ！」を終了し、MCに谷原章介氏を迎えた「めざまし8」をスタートさせるなど、時代に即した番組制作を目指しています。
彼の言葉からは、視聴者の心をつかむ能力がテレビクリエーターにとって不可欠であることが強調されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b36330527b7d328b1d8aa6ebaabca2617bc3bdd3
コメントの中では、テレビのクリエイターが「人の心をつかむ能力がある」との発言に対して、実際には視聴者の心をつかめていないためにテレビ離れが進んでいるのではないかという懸念が示されていました。
特に、視聴率の低下や過去の成功に依存する姿勢が問題視されており、クリエイターたちがその能力を十分に発揮できていないと指摘されていました。
また、放送法の順守や偏向報道の禁止、海外資本の排除といった具体的な改善策が求められ、業界内の古い体質を一掃する必要性が強調されました。
さらに、テレビの無料放送に対する疑問や、ネット配信の台頭に伴う質の高い番組制作の重要性も語られました。
視聴者が自分で考え、判断することの大切さが強調される中で、テレビが視聴者の期待に応えられない現状が厳しく批判されていたのです。
また、過去の成功体験に依存せず、新しい時代に適応するための改革が求められていました。
ネットコメントを一部抜粋
テレビのクリエーターには人の心をつかむ能力がある
時々の大ヒット作品に期待して、それで商売として成り立つのか
放送法第４条を順守し、偏向報道を禁止する
特定放送局に金を払わないと他局の無料放送まで観られなくなる
視聴者も盲目的に刷り込まれる、自分で考え自分で判断しないとあおられる