戦後80年、フィリピンの無国籍問題と日本国籍回復の願い

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フィリピンの無国籍問題が解決に向かう中、戦後80年を経て日本国籍を回復した姉妹の物語。

要約すると戦後80年を迎えた今年、フィリピンの孤島リナパカン島で、無国籍の残留日本人2世であるモリネ・リディアさんとエスペランサさん姉妹が日本国籍を認められたことが報じられました。

彼女たちは、日本人の父を持ちながら、戦後の混乱によって国籍を得られなかったため、「無国籍」として80年間生きてきました。

取材チームは、フィリピンと日本で3年間にわたりこの問題を追い続け、ドキュメンタリー番組で伝えてきました。

日本政府もようやくこの問題に動き出し、国籍回復の取り組みが始まりました。

取材チームがリナパカン島に到着した際、リディアさんは日本語を話せませんでしたが、父親の名前や出身地を覚えており、彼女の証言をもとに日本の行政記録を調査したところ、父親が沖縄県からフィリピンに渡った証拠が見つかりました。

さらに、彼女の父が漁業のために渡航した記録も確認でき、リディアさんの証言と一致しました。

また、彼女の家族に関する新たな情報も得られ、親族が今も沖縄に住んでいることが判明しました。

これにより、国籍回復に向けた貴重な証言が得られ、残留日本人2世たちの願いが少しずつ実現に向かっています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/114b68b55026f04232c93ffd9d56a6f11cfd09d2

ネットのコメント

フィリピンにおける無国籍問題に関するコメントは、日本政府の対応が遅れたことや無関心であったことに対する疑問が多く見受けられました。

特に、無国籍の状態にある人々が日本国籍を取り戻したいという願いは、年齢を重ねた彼らにとって非常に切実なものであり、親や親戚と再会したいという人間としての自然な感情が強調されていました。

また、日本政府の市民に対する態度が問題視され、外地に残された日本人やその血縁者が棄民されたと感じる声もありました。

過去の戦争で国民が苦しんだにもかかわらず、政府が国民を守らない可能性を懸念する意見もありました。

さらに、親の出生届の提出が無国籍状態を引き起こしたとの指摘や、戦前から移民している人々に対する理解が求められる一方で、政府の責任を問う声もありました。

コメントの中には、戦争時における日本人の扱いや、再び戦争が起こった際の外地の人々の扱いについての懸念も表明されていました。

全体として、無国籍問題に対する関心が高く、解決に向けた具体的な行動が期待されていたことが伺えました。

ネットコメントを一部抜粋

  • そもそも何でこんなに時間がかかったの?
  • 日本人になりたい、日本国籍がほしい、等はともかくとして、もう歳老いて来て最後に自分の親や親戚やその子孫と会いたい、出生を知りたいと言うのは人間としての当然の気持ちではなかろうか。

  • 問題は日本政府の一般の市民に対する態度だよね。

  • 結局、日本の領土から出た人は日本人ではない、というのが、日本人の本音なのでしょう。

  • 戦争を煽った朝日新聞に保証してもらえ。

関連URL

2025年最新!テレビ朝日のニュースに関するまとめ

2025年最新!残留のニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。