愛媛県の新ブランドかんきつ「紅プリンセス」が本格販売を開始。食味の評価が高く、流通量は少ないが売れ行きは好調。今後の成長が期待されている。
要約すると愛媛県が開発した新ブランドかんきつ「紅プリンセス」の本格販売が始まり、流通量が少ない中でも好調な売れ行きを記録している。
首都圏や県内の百貨店、高級スーパーなどで販売され、特に食味の良さが評価されている。
東京都内の青果卸業者は、数量が2、3倍に増えても販売が可能な伸びしろがあるとし、今後の成長が期待されていると述べている。
商品はばら売りや2個入りで、価格は800円から3000円前後と幅広い。
販売初週には松山市の伊予鉄高島屋で5キロ箱110ケース分が売れ、マスコミの宣伝効果もあって急速に認知度が高まっている。
担当者は、少しでも多くの県民に「紅プリンセス」を知ってもらうため、2個売りを続ける意向を示している。
「紅プリンセス」は、愛媛果試第48号として登録されており、県育成の「紅まどんな」と「甘平」を掛け合わせた品種で、ゼリーのような食感と濃厚な果汁が特長だ。
地元の販売も好調で、消費者の認知度の向上が今後の課題とされているが、すでに多くの消費者からリピートの声が上がっており、将来的には「紅まどんな」のような人気品種になることが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fbf93dfacff14fdacc5e9699d4d9101736b1fca2